我慢できなくてラズベリーパイ5の2台目を購入してしまいました。
これまでレトロパイのアーケードゲーム自体はほぼほぼ再現されていて(持ってるやつしか知りませんが)、微妙に音が途切れたり、ある場面においてfpsが60を切ったりすることがあるのが不満でした。
そこでbootテキストをイジったり、オーバークロックをすることでそのほんの僅かな違和感を拭えないかなどと試行錯誤を繰り返してきました。
ミニPC程度の処理速度があれば簡単にクリアできる問題なのに、起動時の振る舞いなど、己の中のレトロアーケードゲームの雰囲気にそぐわないとしてラズパイ以外受け入れらませんでした。
別にラズパイが至高というわけではありません。
己の技量とか資金的な面とか、そもそも求めていたあの頃の雰囲気を再現するための自分の理想に一番近い位置にいた、というだけです。
しかし今回は、私がずっと感じていた僅かな違和感を全て払拭してくれるマシンでした。
ですから人に寄っては全く価値を見出せないかも知れませんが、私にとってはお気に入りの筐体に組み込むのはラズベリーパイ5 一択になってしまったのです。
店売りケースを使うかどうか一瞬悩んだのですが1700円くらいだったので買っちゃいました。
別で冷やすにしてもバラでパーツを集めると1700円くらいすぐ行きそうですし、なにより面倒です。
ちなみにラズベリーパイ5本体は10500円くらい。
開封。
シンプルさは良。
ヒートシンク、脚ゴムを貼る。
ファンのコネクタを挿す。
ケースの中にラズパイ5をハメる。
おわり。
一応3Aのケーブルを購入。
200円もします。
最初は液晶テレビのUSBから起動できないかなぁと、ウロボロス的な接続を考えていたのですが、液晶テレビのUSB出力が足りなくて起動時のロゴ表示ができませんでした。
電力が足りなくて落ちてしまいます。
※既に書き込み済みのSDカードを使用
適当に余っていたアダプターを用意してみました。
白いiPhoneのヤツは1Aです。
当然起動しませんでした。
4つUSBがあるのは1ポートMAX2.4A、トータル4.8A。
赤いのはコンセント直で2.4Aです。
黒いのは3AでTYPE-C(3.1A)も付いています。
2.4A以上であれば、とりあえずウチの環境では起動するということが分かりました。
ケーブルを100円の2.0Aのものにしてみました。
5v 2.4Aのアダプターでは起動しませんでしたが、12v 2.0Aのアダプターだと無事起動。
私の環境だと200円の3Aケーブルか100円の2.4Aケーブルで2.4Aのアダプターで充分安定するっぽいですね。
まぁアップデートとか再インストールなんかで落ちる可能性は結構ありますが、その時は良いアダプター使いましょう。
見ていただければわかる通り、最初のラズパイ5は大きなヒートシンクに抜き差し可能なGPIOケース。
今回のはGPIOがケースの外からアクセスできず、開けないと見ることさえ出来ないというあからさまに安物ケースです。
縦シュー筐体はGPIOから3.3vや5v、GNDなど拝借しているのですが、今回の横アストロシティ筐体はGPIO一切使っていないのでコレでいいかな、と思い選択しました。
夏場はちょっとヤバそう。
余談ですが、そもそも現在日本ではラズパイ5用の5v 5Aのアダプターを売っていません。
だからラズパイ4の5v 3Aアダプター推奨っぽくなっています。
その場合、4つのUSBポートの合計は600mAに制限されるようです。