タクトスイッチが届きました。


Wiiリモコンの電源をどうするか、というお悩みポイントにひとつの答えを導き出したので改造を再会しました。


・乾電池を使う

・バッテリーにしてみる

・外部から電力を供給する


乾電池を使う、というのは当初からの案で、元々分解したWiiリモコンの電池部分をグリップに蓋ごと移植する予定でした。

しかし蓋をそのまま使うとグリップギリギリか少し入らないといった感じなので、中身は180円の電池ボックスにして蓋を自作する必要がでてきました。

面倒ではありますがまぁ一番簡単で綺麗な出来上がりが想像できる選択です。


バッテリーを使う場合は電池2本分の電流、3v弱に降圧する必要があります。

ネットで調べる限り可能ではあるのですが、自分自身の技術力ではバッテリーやバッテリー周りを弄るのは怖いなーというのが本音でハナから敬遠気味です。


外部から電力を供給する、というのも基本的にバッテリー周りとかUSBを降圧するのと同じことなので改造するつもりはありません。

しかし、ACアダプターで3vのものであればまあまあ信用できると考えました。

中でもゲームボーイのACアダプターは3vで任天堂製品という謎の安心感があります。(とはいえmade in chinaです)

ナムコのガンコン2も元々有線ですから穴もそのまま使うことができる、というのもポイントです。


手持ちのゲームボーイACアダプターは倉庫の奥深くに眠っており徳川埋蔵金やアイヌの金塊並みに入手が難しい状態です。

そこでお馴染みのハードオフを巡りジャンクACアダプターを片っ端から確認しまくりました。

ゲームボーイのACアダプターは見つけられませんでしたが、代わりにドギーマンのペット用バリカンACアダプターを手に入れました。

なんと2.6v!

一般的な乾電池の公称電圧は1.5vですが、エネループなんかだと1.2vくらいです。

2本で2.4v。

大体Wiiリモコンはエネループが基本なので動作は問題ないと思われます。

懸念材料はジャンク品というところですがテスターで調べたところ特に問題ありませんでした。

まぁこういうのは自己責任でお願いします。



+-をきちんと確認して早速Wiiリモコンに半田付けしてしまいます。

任天堂の逸話の中に複数の問題をアイディアで一気に解決する、というのがあります。
FCの本体から伸びている有線コントローラーを強く引っ張ったときに断線したり抜けてしまわないようにするにはどうしたら良いか、というものです。
答えは、本体の中で結び目を作る、という単純なものでした。
本当に採用されたのかは知りませんがアイディアひとつで低コスト&簡単解決という、話を聞いた当時ものすごく感心しました。
以降問題に対しての基本的な考え方としての指針とさせていただいております。

今回は逸話そのままにとりあえず結んでみました。
ハイ、解決です。

まず予備ハンダ(酷い)をしてから基盤側とボタン側をばしばし繋いでいきます。

ハンダの向きが適当なのは映画を見ながら作業していたのでハメるときまで全然気が付きませんでした。
A、B、十字キーだけつけて仮組み動作確認。(色々やってはいますが、パッと見前回からあまり変わっておらずすみません)

トリガー上部がちょっとキツい。
クソ厚絶縁テープも仮なのですが、場合によっては配線自体やり直すかも。
どちらにしても他のボタンはタクトスイッチにします。
Aボタンは元基盤を切ったものを流用しているのですがパターンが剥がれてしまい、レジストを削って出した銅箔に無理矢理ハンダメッキしています。
元々スペースもなかったのでAボタンもタクトスイッチに交換する方がいいかも。
ちょっとキツキツです。
グリップ下のボタンが空いているのでそこにAボタン割り当てても使いやすいかもしれませんね。
というかここAボタンの方が確実に使いやすいはず。
変えましょう。

1、2ボタンは穴のところ。
まだ配線していません。基盤のパターンが少し見えています。ちょっとズレてますね。
電源、ホーム、+-ボタンはバレル下の四角い空間に穴を開けてタクトスイッチを仕込む予定です。

右側は右利きの人は余り使わないので電源、ホームボタンなんかはこちら側に置いても良いかもしれませんね。
赤いタクトスイッチは元々Wiiリモコンにあったsyncボタンです。ガンコンのボタンカバーをはめるとピッタリ収まります。

赤外線センサーの感度がイマイチです。
場所の問題なのかもう少し上部を削って調整する必要がありそうです。場合によっては付け替えずに済むかもしれません。が、難しいかなー。

トリガーはめちゃめちゃ軽いです。
この辺は想定通りですね。
ハウスオブザデッド2ではリロードは加速度センサー(ヌンチャクも)を使うのですがこれもどうにかボタンに割り当てられないかなーと考えながら次回に続きます。