今回は蛍光灯のLED化とジョイスティックのUSB化、そして画面サイズを限界まで大きくする方法を考えてみました。


初めに書いておくとニューアストロシティはRaspberry piにRetropieをのせて運用することにしました。

jamma基盤で遊ぶだけなのか、Mac miniとかWindows機を入れてPCとして使うのか、とか実際かなり悩みました。

結果32インチ液晶を縦に入れたことでPCメインで使う線はなくなり、管理の簡便さからもエミュ機で気兼ねなく遊び倒すのがニューアストロシティのためになると考え決定しました。

Raspberry piを選んだのはスタンドアロン筐体として構成しやすいからです。



まずは蛍光灯のLED化。

今はAmazonでUSB LEDライト調光付きが1000円くらいで買えてしまうので本当に便利です。


LEDと一緒にUSBエンコーダーとケーブルも届きました。中華と気付かずポチったので届くまで1ヶ月程かかると表示され、これはやっちまったと思いましたが半月もしないうちに届きました。中華のクセに早く届くとか予定が大幅に狂います。さすが中華です。


元の蛍光灯です。
特に何の問題もなく点灯していましたが筐体からブラケットごと外してしまいます。

購入した35cmLEDライトです。

ちょっと短いかとも思いましたが十分ぽいです。

52cmのもありましたがニューアストロシティの場合両脇はスピーカーなのでむしろ良いまであります。

LEDは暖色と寒色と両方と切がボタンで選択できます。

電源はテレビのUSBから取り、一応スイッチ部分は下のサービスドアから触れるように垂らしておきました。


元の蛍光灯のブラケットを使い、その辺に落ちていた針金で括り付けて完成です。


何の針金か分かりませんがかなりぐにゃぐにゃ。

真っ直ぐ伸ばそうとしたら指が痛かったのでそのままです。まぁ上等です。

よく見たら箱の中に両面と取り付け金具が入っていましたが、アマゾンレビューに面積が小さすぎてすぐ落ちる的なことが書かれていたことを思い出したので特に使わず。



写真では分かりにくいですが良い感じでマーキーが光っています。



次は画面サイズをカスタマイズ。

トップの画像をみていただけば分かると思いますが上下左右ほぼギリギリまで表示されています。

エスカッションの内側の黒い部分は前回ハイセンスのロゴがあったベゼル部分です。


まず単純にテレビの機能で画面をフルサイズ表示できるように設定しました。ハイセンスのこのテレビでは“スムーズ”という項目を選んだらベゼルギリギリまで表示されました。“フルサイズ”だと画面に収まらなかったりとよく分からないことに。

メーカーや機種によって振る舞いが違うので、とにかく現物あわせで設定するのが一番に思います。


その上でretroarchを起動し、video設定で画面サイズをカスタムして行きます。



前回。ノーマルの16:9
ベゼルの内側の画面内にも黒枠が見えます。


スムーズの4:3。

上下が少し短いです。



スムーズの3:2です。

このテレビの場合は3:2の表示が一番大きく表示されました。若干上が余り下が切れているのは、設定でも直せると思いますが、テレビの設置位置を8mmくらい上げて解決した方が良さそうです。


横にベゼルがある以上、上下左右ギリギリまで表示すればどうしてもオリジナルとアスペクト比の違いが出てしまいます。ですが、どうもこのテレビの4:3は縦に潰れすぎている感じがするんですよね。

3:2はちょっと縦に長すぎる。間があれば良いのですけど今回は雰囲気重視です。というか、そもそも自宅のアストロ筐体で遊ぶということ自体が雰囲気重視のライフスタイルですね。


ベゼル部分は黒いビニールテープを貼っています。

変に凝るより単純で効果的な方法だと思っています。


貼ってしまえばあまり気になりません。



ちなみにUモールやTモールが手に入りにくいので自作アップライトではモール代わりにカラーテープを使いました。50円くらいなので惜しげもなく使えてカラーも沢山選べるのが良いです。

青と赤の構成は結構気に入っています。


いよいよジョイスティックUSB化です。
本当はボタンとかレバーボールとかも一緒に新品と交換するつもりだったのですが、他のものばかりが予定より早く届いてしまったので我慢できずつい作業してしまいました。

発注段階では付属のケーブルを勝手にリセプタクル110と思い込んでポチっていました。後からAmazonを確認しても特に何の記載もなく画像のサイズ感からして187かなとちょっと心配していたのですがちゃんと110、187兼用になっていました。
ということでセイミツレバー、三和ボタン両方大丈夫でした。
何故かUSBエンコーダーは全然検討しないで即ポチってますね。基盤部分以外はどうにでもなると思ったからでしょうか。

手持ちのスリーブはほとんど110用なのでコネクタが入りません。187用のスリーブを50個程追加購入しておきました。


肝心のUSBエンコーダーですがショートしないように適当なMDFの切れ端に両面でくっつけてみました。
裏側に書かれている対応ボタンを一応ボールペンでメモ。

セイミツのジョイスティックは2ピンがそれぞれ上下左右あります。三和は5ピンで真ん中上のソケットにハマります。
今回はセイミツレバーなので端子をUDRLそれぞれのソケットに差し込みます。
ボタンは6ボタンしかないのでK1K2K3K4L1R1に接続。
ちなみにあと4ボタンくらいは追加とか設定もできます。
Retropieを使う場合、後からレバー、ボタン設定を変えられるので基盤のどこに差し込んでも問題ないのですがデフォルトで配線しておきます。
物理的に連射ボタンを付けたりすることもできますが、retroarchの機能でも連射やリワインド、スローなど設定することができます。

まずは動作確認。
このままだと2p側は全然線が届かないので後回しに。
MDFを半分に切ってコンパネ天板側に貼り付けるのが手っ取り早い感じです。

今の段階ではスリーブも着けてないしコンパネ閉じたらちょっと接触怖いかも。

USBエンコーダーからRaspberry piにUSBを接続。

はい。
さくさく避けられますね。