8/11(火) 蝉の亡骸と冒険者ギルド | そんな感じ。 since March 28, 2005

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日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2026年08月11日(火) 山の日 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 24.3℃ / 最低気温 13.5℃

 

今朝は最低気温が13.5℃まで下がって、大気がひんやりしています。

バ介もとても元気で、尻尾をフリフリしながら、軽快に散歩していました。

 

色付き始めたモミジに秋の気配を感じます。

大気は落葉したカツラの葉が放つ甘い香りに包まれ、地面には青栗や蝉の亡骸が落ちています。

蝉の亡骸は、羽が透き通るように薄くなり、胴体も小さくなっていて、いづれ実態がなくなりそう。

「無に帰すとは、まさにこういう事なんだなぁ~」という感慨に浸りました。

 

仏教の概念では蝉の体は、もともとは土の栄養、空気、水分、光などが「たまたま特定の条件で組み合わさって蝉の形をしていただけ」であり、死ぬことでそれが元の自然の要素に解体される。

最初から「蝉という固定された絶対的な実体」があったわけではなく、関係性の中で現れ、関係性の中で消えていく…これが「無に帰す」の理念だと言います。

 

蝉の死のように、この世のあらゆるものは一瞬たりとも同じ姿に留まらず、変化し続けるという現実そのものが「無常」であり、「空」とは「何も無い」という意味ではなく「それ単体で永遠に存在できるものは何一つない」 という意味なのだなぁと。


西洋では、「Ashes to ashes, dust to dust(ちりに帰る )」という、神様から借りていた肉体を土に返し、魂は次のステージ(天国や復活)へ向かういう思想があるけど、仏教の「空」や「無常」は もともと一時的な集まりだったものが解散し、大きな宇宙の循環(無・空)へ溶け込んでいくというもの。
そもそも私は、創世記の『神が「土(ちり)」から万物を作った』という西洋的物語には馴染んでいないので、「宇宙の循環へ溶け込んでいく」という考え方の方がロマンを感じます。

 

今日はタイヤ交換をしました。

 

ランチは、ガソリンスタンドをリノベした「Y. barn(ワイバーン)」というお店でいただきました。

 

このお店は、『冒険者ギルド』をテーマにしたテーマパーク型飲食店らしい。

 

ギルド(Guild)は、中世ヨーロッパで商工業者たちが作った同業組合のことだけど、『冒険者ギルド』はファンタジー作品に登場する、クエスト(登場人物から受ける「依頼」や「任務」)の斡旋や冒険者の登録・管理を行う組織らしい。

依頼内容は、魔物の討伐や素材の採取、行方不明者の捜索などがあり、ギルドを通して冒険者に依頼を斡旋するという仕組みです。

 

ダイニングの様子。

家具から壁まで全体がアンティーク調となっていて、異世界の古い城にやってきた感じ。

 

屋根の下にある小部屋がキッチン、その横がレジ、その隣には洗面所に通じる階段がある。

大きなスタジオに中世のセットが組まれているような感じで、レンガ・木・金具といったモルタル造形で、ファンタジーな世界観を表現しています。

 

トイレも手抜かりなく、異世界。

 

マスター一人のワンオペ営業なので、お冷やサービスの梅干しはセルフで取りに行きます。

中世風の肉々しいメニューが充実しているなかで、梅干しが異彩を放っていました。

 

夫はイワシのパスタ(1,200円)を注文。

お野菜もたっぷりで、美味しかったそうです。

ここに梅干しを入れれば、一層美味しくなりそうだけど、酸っぱいものが苦手な夫は拒否。

 

私が注文したトマトとチーズのオムレツ(700円)

マスターがお料理を運んできて、その場で回転式のチーズグレーターでペコリーノ・ロマーノをたっぷり削ってくれました。

卵の焼き加減が最高で、トロ~とした卵と酸味が抑えられたトマトソースとペコリーノ・ロマーノのマリアージュが楽しめました。

 

オムレツだけでは足りないので、フレンチトースト(600円)も注文。

熱々の鉄板で提供されたフレンチトーストは中までアパレイユがしみ込んでいて、ふわふわ~で優しい甘味が幸せ過ぎる~。

オムレツもフレンチトーストもとても美味しかったです。

 

次回はもっと『冒険者ギルド』の世界観を感じられるお料理にもチャレンジしてみたいです。

(また行く気、満々です。)