5/26(日) 君の声が聞こえる | そんな感じ。 since March 28, 2005

そんな感じ。 since March 28, 2005

日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2024年05月26日(日) 曇時々晴

【横浜】最高気温 25.3℃ / 最低気温 17.9℃

 

2月の後半から4月中旬にかけて、キム・ソナとか、カム・ウソンとか、イ・ジョンソク主演の韓国ドラマを見てたけど、5月に入ってから面白いドラマが見つけられなくて、すっかり韓国ドラマとは疎遠になってしまった。

 

イ・ジョンソク君の「W-君と僕の世界-(2016年)」とか、「ドリームハイ(2011年)」を見ようと思っていたんですが、乗り切れなくて、毎日5分くらいずつ見ていたのですが、ギブアップしていました。

 

4月半ばに見ていた「君の声が聞こえる(2013年)」は出演者のキャラが立っていて、楽しく見て、ブログをアップしようと思ってたのですが、そのままになっていました。

 


(左から)ユン・サンヒョン、イ・ボヨン、イ・ジョンソク

 

【あらすじ】

人の心を読む特殊な能力を持つ高校生スハ(イ・ジョンソク)は、幼少期に父親が運転する車に乗っていたところ、トラックに故意に追突され、運転手に父親を殺される事件に遭遇。その時以来、相手が何を考えているのか分かる特殊能力が備わったのだった。
高校生当時にその事件を目撃し、決定的な証言をしたヘソン(イ・ボヨン)は、国選弁護士になっていた。彼女を慕うスハはヘソンが様々な事件の弁護をするのを手助けする。同僚のチャ・グァヌ(ユン・サンヒョン)もヘソンに恋心を抱いており、3人の関係は微妙・・・。
一方、スハの父を殺害したミン・ジュングク(チョン・ウンイン)が出所し、彼らの前に現れる・・・。

 

(感想)

国選弁護士のヘソンが「自分でもどうかしてると思うのよ。」と言いつつ、人の良い同僚弁護士を振って、10歳年下のスハと付き合うという話。(いや、もっとちゃんとした内容はあるけど。)

10歳年下でも相手がイ・ジョンソクならありかも!?と納得できるくらい、イ・ジョンソクが素敵。

しかし、殺人鬼と化したミン・ジュングクが超恐かった~。

特にヘソンの部屋で身に覚えのない携帯が鳴り響くシーンは夜中に一人で見るには恐すぎました。

ユン・サンヒョンは刑事から弁護士になったという設定で、「おじさん」扱いされていたけど、童顔で人柄も良くて、振るにはもったいなかったわ~。

 

ヒロインのヘソンはちょっと身勝手で、弁護士としての正義感もやる気もまったくなく、10歳年下のスハからも、「変わり者で礼儀知らずで謙遜を知らない人でした。」と言われちゃうところが良かった。

しかし、なら何で惚れんだよ?と思うけど、美貌と、心の深~い場所に誠意と情熱があったのでしょう。

 

ミン・ジュングクが何故、殺人鬼と化したといえば、最初の原因は、心臓病の妻に移植手術を受けさせる為に身を粉にして働き、漸く移植の順番が回ってきたのに、スハの父親の策略で、スハの母に移植を横入りされた為、妻が亡くなってしまったことが発端でした。

「私の人生の春の日」も、ヒロインが心臓移植手術に横入りするストーリーだったけど、韓国ってそんなに心臓移植件数が多いのかと思って調べてみたことがありました。

脳死状態になった有名人が臓器を提供したのがきっかけで、国民の間で移植への関心が高まり、日本よりかなりの数の移植が行われているようでした。

 

今日の朝刊を読んでいて、日本の移植状況から、韓国ドラマのことを思い出した次第です。

 

せっかく臓器が提供されても、ICUが満床だったり、医師の手当てがつかず移植断念している件が年間62件あるとか。

 

 

記事のグラフを見ても、日本は2011年から人口100万人あたりの臓器提供者は0.9人のまま横ばい。

診療報酬の見直し、脳死判定の人員の確保も必要だけど、脳死は死であるとか、臓器提供への抵抗感をなくすとか、意識改革を浸透させていくことも必要だよね。