2020年01月12日(日)
沈家と軍需品の膏薬の納入を巡って争っている呉家東院。
沈家は原価割れともいえる値段を提示していた。
沈家より安く出来るかと当主に問われた番頭は、原料の「血竭」がとても高い為、これ以上値段は下げるのはムリだと言う。
番頭: 那膏药配料中有一味血竭太贵 (膏薬の原料の血竭が大変高価で・・・)
周瑩: 你可以用杜鹃花的叶子代替呀 (それなら杜鹃花の葉を代わりに使えばいいじゃない。)
周瑩は高価な血竭の替わりに同じように止血作用のある杜鹃花の葉を使うよう提案します。
ところで、杜鹃花って何?
調べてみたらサツキのことでした。
あ~、そういえば、1話で周瑩が沈家の次男坊・星移の治療に使っていた、あの葉はサツキの葉だったのね!
↑たしかにサツキみたいですね。
↑で、ネットでみたら血竭は、やはり高い!
血竭は別名麒麟血(きりんけつ)ともいわれ、スマトラ、ボルネオ、マレー半島などに産するヤシ科の常緑つる性大木。
乾燥した樹脂が赤く、動物の血塊と考えられた。
周瑩は血竭の替わりに同じように杜鹃花の葉を使うように言ったまでは良かったけど、納入に際して血竭を使うことが条件だと言われると、「膏薬にしてしまえば、分からないわよ!」と言ってしまい、当主の逆鱗を買い、「滚出去!(出て行け!)」と部屋から追い出されてしまう。
カットされたシーン
当主から出て行けと言われた周瑩は学徒房で王世均と一緒に掃除をしている。
王世均: 周莹 你可要好好想一想 (周瑩、よく考えてごらんよ。)
到底是滚出去 还是撵出去、这两者的区别很大的
(滚出去(とっとと出て行け)と撵出去(追い出す)の二つの意味の違いは大きいよ。)
「滚出去」は部屋から出て行けという意味で、「撵出去」は屋敷から追い出すという意味でしょうかね。
このシーンは物語の進行上、さほど必要なシーンではないかもしれないけど、実直な人柄の王世均が大好きなので、カットされて残念だなぁ~と思いました。
関帝
この後、当主と呉聘が学徒房にやってきて、関羽像の前で、当主が「商売に必要な言葉は「誠」と「信」だ、と周瑩に諭す。
そして、関羽像に叩頭するように促す。
周瑩: 关老爷 保佑我 (関羽様、ご加護を。)
あ~、関羽のことを「关老爷」と呼ぶんだ~と、自分的にとても面白かったシーンでした。
(おわり)
自宅のパソコンをWin10にアップグレードして、簡体字漢字をインストールしました。
以前より、入力がし易くなったと感じました。
すっかり中国ドラマや台湾ドラマから遠ざかっていたので、ピンインはすっかり忘れているかなと思ったけど、意外と覚えているものですね。
このドラマのレビューをずっとやるつもりはないのですが、面白い回があったら、又、レビューしてみたいと思います。