4/30(火) 仏像なぞり描き 降三世明王立像(ごうざんぜみょうおう) | そんな感じ。 since March 28, 2005

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日常生活の中で、ふと感じたこと。

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その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2019年04月30日(火) 雨 @軽井沢

軽井沢: 最高気温 10.9℃ / 最低気温 6.8℃

 

今日は一日雨で朝のバ介の散歩以外、一歩も外出せず。

いや、昨日もそうだったけど。

 

閑にまかせて仏像なぞり描きをしました。

 

 

トーハクの「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」展で見た「降三世明王立像 (ごうざんぜみょうおう) 」。

 

トーハクで見た時は邪気を踏んでいるのだと思ったけど、なんと踏んづけているのは、恐れ多くもヒンドゥー教の最高神シヴァ神(自在天)とその妃のウマー(烏摩)なのだそうだ。

 

え~~~!?

ヒンドゥー教の最高神を踏んじゃっていいわけ???

 

降三世明王の名前の由来は、「過去・現在・未来の三つの世界(三世)を降伏させるもの」という意味からきていて、貪(むさぼり)・瞋(怒り)・癡(ち 愚かさ)の三つの煩悩を取り除いてくれる仏像として信仰されてきたそうです。

 

シヴァ神は三世の主といわれ、その三世の迷いと欲を断ち切るためにシヴァ神を踏みつけているともいわれているらしい。

(が、よく意味がわかんな~い。)

→大日如来が説法をしていたとき、大自在天(シヴァ神)とその妃・烏摩(ウマー)が仏教の教えに従わず欲望に捕らわれていたため降三世明王が降臨して倒したといわれている。

 

降三世明王は仏教に敵対するものを降伏させる降三世印を結び、そのほかの手には金剛杵、金剛戟(げき)、弓矢や刀、従わない者を縛り導く索(じゃく)などの武器を携えています。

確信を持って蛇かと思ってたけど、索(じゃく)だったんだ・・・。

 

こうしてなぞり描きしてみると、新たな気づきもあります。

着色もしたかったけど、色鉛筆を持ってこなかったので、家に帰ってから塗ろう~☆