22時間弾丸伊勢旅行③ 表参道と伊勢うどん | そんな感じ。 since March 28, 2005

そんな感じ。 since March 28, 2005

日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2017年03月03日(金) 晴れ

 

当初の計画では、バスを降りたらまず朝食の伊勢うどんを食べて、それから外宮を参拝する予定でした。

その為に朝6時半から営業している参道の伊勢うどんのお店を見つけておいたのに、大通りを歩いて外宮に行ったので、朝ご飯は参拝後になりました。

それは、それで、朝の清涼な空気の中で参拝できたので、良かったです。

外宮を出て、今度は参道を伊勢市駅方面に向かって歩きます。

朝8時過ぎの参道脇のお店は、まだシャッターを下ろしたままです。

 

08:09 あった~、左側にあるのが朝6時半から営業している伊勢うどんのお店だ!

 

とてつもなく旗や張り紙を貼りだして、乱雑にメニューをアピールしているお店が若草堂さんです。

伊勢うどんは後でいただくとして、伊勢市駅まで行ってみよう。

 

あ~、こちらがさっき来そこなった伊勢市駅か~。

駅前に鳥居があるところが、いかにもお伊勢さんの駅だなぁ~。

 

伊勢駅から、若草堂さんに戻る。

 

店内に入ると、女性客がアジのひもの定食を召し上がっていた。

「ごめんくださ~い。」と言っても、誰も出てくる気配がない。

女性客が、「大きな声で呼ばないと聞こえないわよ、おばあさんだから。」とおっしゃるので、「おはようございま~す。 お願いしま~す。」とキッチンに向かってデカい声を張り上げていたら、「はいはい、聞こえてますよ。」といった風情で、店主のおばあさんが現れた。

私が中庭の横の席についたら、ストーブを付けてくれた。

一番、シンプルな「伊勢うどん(540円)を注文し、しばし待つ。

 

08:20 伊勢うどん、搭乗!

 

「よく混ぜて食べてね。」とおばあさん。

 

下にたまり醤油がたまっているので、しっかり混ぜていただきました。

うどんがふわふわで、今まで食べたことがないうどんの食感。

たまり醤油は色は真っ黒だけど、意外と塩辛くなく、ほどよくマイルドな甘味がある。

ふわふわうどん、たまり醤油、かまぼこ、ねぎのハーモニーが絶妙で想像以上に旨い!

美味しかったなぁ~。

伊勢うどんは、疲れた旅人の胃に優しいように、やわらか~く煮込んであるそうです。

朝から、伊勢うどんが食べられて良かった。

お昼は、てこね寿司。

合間に五十鈴川カフェと赤福というように、予定がつまっているのです。

(これでも、腎臓を考えてセーブしているつもり。)

 

うどんを食べ終えて、8時半過ぎにお店を出て、外宮へ戻る。

8時40分までには、忌火屋殿に着きたいので、参道を疾走する。

外宮は30分で全部参拝するし、朝食は10分足らずで済ませるし、そのうえ、参道を失踪する女って、一体何なんだろ?と自分でも思う。

外宮前の二つの信号に、2回ともひっかかって、外宮に着いたのは8時40分をまわっていた。

 

(つづく)