22時間弾丸伊勢旅行② 外宮参拝 | そんな感じ。 since March 28, 2005

そんな感じ。 since March 28, 2005

日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2017年03月03日(金) 晴れ

 

7:23 火除橋 

まだこの時間は参拝者は少ない。

 

 

【豊受大神宮(外宮)】

豊受大神宮はお米をはじめ衣食住の恵みをお与えくださる産業の守護神です。

約1,500年前の雄略天皇の御代に丹波国から天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお食事をつかさどる御饌都神(みけつかみ)としてお迎え申し上げました。

御垣内(みかきうち)の御饌殿(みけでん)では、毎日朝夕の二度、天照大御神に神饌(しんせん)をたてまつるお祭りがご鎮座以来絶えることなく行われています。

御遷宮は内宮と同じく二十年に一度行われ、平成25年10月5日に第62回式年遷宮が行われました。

 

************

 

今回の旅では、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆう おおみけさい)を見られたらいいなぁ~と思っています。

 

 

火除橋を渡って、見える景色。

 

 

まずは手水舎で身を清めます。

水を含んで口を漱ぐ。

外宮さんの水は柔らくて、かすかに甘い。

 

 

朝日に輝く鳥居に一礼して、くぐる。

 

 

神楽殿が見えてきました。

本当はお参りしてから御朱印をいただくのが筋でしょうが、空いているうちにと御朱印を頂きました。

 

 

シンプルな御朱印。 初穂料は300円。

印には「外宮之印」と篆書体で刻まれています。

07:37 正宮を参拝。

 

鳥居から先は撮影禁止です。

参拝していたら、目の前の麻布がたなびいて奥の垣や建物が見えました。

神様がおあしますのは、幾重もの垣の先だけど、なんだかとても神々しい世界にいるようで、感謝の言葉を述べたあと、もちろん、自分のお願いごともしましたが、「日本の国が安寧でいられますように。」と祈りました。

 

 

正宮を参拝して、『風宮土宮多賀宮』の看板があったので、そちらの方へ。

 

 

看板の前には翡翠色の細長い池が。

昔、川だったところが地震などで埋まり三つの池になったとか。

池の名前は「御池(みいけ)」だそうです。

 

 

階段を上った先にある別宮の「多賀宮」。

御祭神は、豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)

神様の霊魂には二つの側面があって、荒ぶる御霊は「荒御魂」と言うそうです。

穏やかな霊魂と荒ぶる霊魂、不二法門なんですね。

 

07:53 土宮

御祭神は、大土乃御祖神(おおつちの みおやのかみ)

 

土宮の鳥居とお社に太陽が注ぎ、とてつもない神々しさに「おぉ~」と小さく声をあげてしまいました。

2,000年に渡り続いてきた神域は伊達じゃない。

人々の崇拝と祈りが脈々と続いてきたことを、この地に立って感じ入りました。

 

07:58 忌火屋殿に煙が立って、神職らが神様のご飯を作っていらっしゃる、真っ最中のようです。

 

私も朝ごはんを食べて、またこちらに戻って来ようと思います。

 

(つづく)