スクロヴェーニ礼拝堂壁画 | そんな感じ。 since March 28, 2005

そんな感じ。 since March 28, 2005

日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2015年09月12日(土) 曇時々晴れ


解説員ツアー、 次はポンペイ遺跡の地下3階「秘儀の間」へ。

女性が子供を授かる為の儀式の図柄が描かれているのだと、解説を聴いて初めて知った。

何も知らないとサラ~ッと素通りしてしまう。


その次はやはり地下3階の「スクロヴェーニ礼拝堂」へ。


20150912_1006スクロヴェーニ.JPG

「ジョット」が描いた「最後の審判」

向かって左が天界、右側が地獄というのがお約束らしい。


20150912_1009スクロヴェーニ.JPG


星は聖母マリアの象徴とか言ってたわ。

スクロヴェーニ礼拝堂は高利貸しだった父親の贖罪のために息子が建立したそうです。


20150912_1011スクロヴェーニ.JPG


床にも聖母マリアの象徴である六つの頂点のある星のタイルが敷かれているけど、「黒いタイルに着目してみると三菱に見える」という解説ににんまりしてしまった(笑)。


ここで結婚式をあげられるそうで、白鳳も2010年に、ここで結婚式をあげたそう。

説明を聞いていた時、なぜか白鳳と琴欧州を勘違いしていて、「なんか似合う感じ~」と思っていたけど、紋付き袴姿の白鳳がシスティーナホールに新婦と立つ姿を見て、やっぱり結婚式場にしか見えんわ・・・と思った。


この後、地下2階に移動して、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、修復前と修復後の実物大陶板が向かい合って展示されている部屋。

こういった展示ができるのも大塚国際ならではで、面白かった。

修復後の絵を見ると、晩餐のメニューがパンと赤い葡萄酒と魚であったのが分かる。

その魚がままかり寿司そっくりだった。


ここで解説員ツアーは終了。


説明はとても興味深くって、あまり絵画に興味のなかった夫ですら、「今度、聖書を読んでみようかな。」と言ってたくらいです。


20150920_0948聖書のすべて


夫は早速、amazonで取り寄せた。 (2015年09月20日)