2006年09月14日（木）雨→曇り
天啓を受け、会員6名を有する「月餅頒布会」の胴元になった私には、
胴元としての強い責任感と共に、ある悩みが生じていた。
「月餅頒布会」の会員の一人に相談を持ちかけてみた。
「月餅をできるだけ均等に六つに切り分けるにはどうしたらいいかな？」
「画用紙で正三角形を作って、それを月餅の中心に置いて、
三角形に沿って切っていけばいいわよ。」
さっすがぁ～、インテリは違うね～。
正三角形の一辺は60℃だから、360℃を正確に6分割できるってことだね。
でもねぇ、注文した月餅は丸型じゃなくて、四角なのよ～。
中心から60℃に分割したんじゃ、大きさが違っちゃうよね？
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今度は、夫に相談を持ちかけてみる。
夫「四角いなら、豆腐みたいに縦半分にしてから、1/3ずつ切っていくしかないだろ。」
私「ところで、四角形だと中心から同じ角度で分割しても同じ面積にならないってことをどうしたら証明できるの？」
夫「四角形の中心から一番短い長さを半径として円を描いてみればすぐわかるだろ。」
なるほどぉ～、数式を使わないで、ヴィジュアルにわかるわ～。
でもね、私の抱えている問題はそんなに単純ではないの。
ただ、単に6等分するだけではななくて、月餅の中に入っている塩卵も不公平のないようにしたいのよ。
写真で確認しても手作りだから卵の位置は一定ではないみたいだし。
左から、双黄色豆沙大月餅（黒あん・アヒルの塩卵２個入り）、
双黄蓮蓉大月餅（ハスの実あん・アヒルの塩卵２個入り)、
双黄抹茶大月餅（抹茶・アヒルの塩卵２個入り）
夫「中身が見えないんじゃ、お手上げだね。
横に薄く1/3にスライスして、最後に真ん中から半分に切るしかないんじゃないの？
それが一番確実に卵を公平に分割する方法じゃないかな。」
そういう切り方をするなら中華包丁を使うのが一番いいかな。
しかし、問題は横に水平に切るテクニックがないってことで、
それは、この切り方を採用する上で致命的な欠陥だな。(ﾉ_-｡)
（おまけ写真）
金華火腿大月餅（金華ハム入り五目ナッツ）
な、なんか、金華ハムも均一に分布していないような。。。
胴元としての使命感から来るプレッシャーと日々戦い続けるわたくしであった。
（つづく
）