埼玉県立高校の男女共学化の是非を検討していた県教育委員会は22日、「主体的に共学化を推進していく」とする報告書を公表した。県教委は共学化の対象について、県内の男女別学全12校を念頭に置くとした。ただ、報告書には具体的な時期や校名を示さなかった。
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 県内にある男女別学は、男子校が浦和高校など5校、女子校は浦和第一女子高校など7校の計12校。県内の全公立高の約1割を占める。県内では、浦和高校が男子の東大進学率トップとなるなど、多くが高学力の「エリート校」とされる。県教委によると、公立の別学校は栃木、群馬、千葉各県など関東地方に多く残っている。

 報告書は、県男女共同参画苦情処理委員会が昨年8月、共学化の早期実現を勧告したのを受けて作成された。同様の勧告は約20年前にも行われ、県教委は当時、別学を「当面維持する」との方針を決めていた。

 別学維持を要望していた浦和高校の同窓会は決定を受け「非常に不満で残念。別学を維持すべきだと書いてほしかった。内容も不明瞭で当事者の意見を無視した報告書になっている」とコメントした。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024082200567&g=soc


>男子校が浦和高校など5校、女子校は浦和第一女子高校など7校の計12校。県内の全公立高の約1割を占める。

たった一割なら残しておいてもいいんじゃないかね。