伊豆諸島の鳥島東方で海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SH60K」2機が夜間訓練中に墜落した事故で、防衛省は2日、2機のフライトレコーダーに同時に大きな衝撃が記録され、衝突による墜落と確認できたと発表した。機器の動作や飛行状況に異常はみられず、人的要因による事故の可能性が高まった。・・・

 フライトレコーダーの1次解析では、同じ時刻と位置で両機に大きな衝撃や急激な高度低下が生じたことが判明。直前まで飛行ルートや速度に変わった点はなく、エンジン出力などの機器の異常も確認されなかった。何らかの人的要因で進路や高度が重なり衝突したとみられる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050200927&g=soc