中国から人気ブランド「クロムハーツ」などの偽ロゴが入ったパーカ計96点を密輸しようとしたとして、東京税関は30日までに、関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで北区赤羽、ギニア国籍の衣料品販売店経営、ディアロ・アブドラハマン被告(52)=商標法違反罪で起訴=を東京地検に告発した。

 税関によると「中国から安い金で仕入れているのでコピー商品だという認識はあった。ギニア人の友人が中国に買いに行って発送してくれた」と話している。

 告発容疑は氏名不詳者と共謀して昨年10月、偽物のパーカ計96点を中国から被告が経営する原宿の衣料品販売店宛てに発送して輸入しようとした疑い。
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