麻薬のケタミンをドイツから密輸しようとしたとして大阪税関と大阪府警大阪水上署は15日、関税法違反(禁制品輸入未遂)罪で、いずれもベトナム国籍で、住所不定、無職のファム・ティ・ヒエウ(31)とヴォ・クアン・チュン(25)の両被告=麻薬取締法違反罪で起訴=を大阪地検に告発したと発表した。

 税関によると、両容疑者は共謀し、昨年6~9月、ケタミンの粉末684グラムをフェイスマスクなど美容品が入った袋に入れ、国際郵便でドイツから輸入しようとしたという。2人は容疑を認めているという。

 関西空港に到着した国際郵便を検査した際に税関職員が発見した。

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