【ロンドン=黒瀬悦成】英国で、大手通信会社などのネットワーク通信の中枢となる基幹通信網(コアネットワーク)から中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品とサービスを全面排除するとした英政府の通達が1月1日から発効する。ドイツもファーウェイなどの中国企業の機器の使用を大幅に制限することを検討するなど、情報通信分野での中国への依存が問題視されてきた欧州でファーウェイを排除する動きが本格化してきた。

 通達によると、英通信関連企業35社は今月31日までに自社のコアネットワークからファーウェイ製の機器を全て取り外すことが義務付けられ、違反した場合は課徴金が科せられる。

 また、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに関しても、2027年末までにファーウェイの製品を取り除くとした。
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