Rangitikei River 2024-2-5 | TARATA FISHAWAY

TARATA FISHAWAY

ニュージーランド北島・フィッシングロッジ
「タラタフィッシュアウェイ」

本日はミカイラがルアーのご夫婦(ニュージーランド)をトップセクションのスプリングベイル〜マンガオハネブリッジ区間で....。


スティーブンがサンディ、マギー(アメリカ)を第2セクションのリバーバレー〜タラタロッジ区間で....。


ミックがサム(アメリカ)を同じく第2セクションでガイド。


水位はまだ高く濁りも残っているがダブルボートでポイントをシェアしながら下る。


とは言っても、82才のサムには流れの中でのウェーディングは少々リスクを伴うので、ボート上から狙いやすいポイントがメインとなり....。


しかも増水濁水ってことで通常狙うポイントは流速が増してほぼ全滅なので、こんな時用のポイントを探って行く。


まずは必ずボートを降りて迂回していただく危険な流れのファーストシュート下のプールからスタートフィッシング!


壁沿いのバブルラインにParachute Madam XとRed Copper Johnのドロッパーをキャストしていただこうとゆっくりとボートを近づけると....魚影を発見!


サムにも視認していただき、狙いを定めてキャストすると....。


ヒット!


ボートを岸に寄せ無事ランディングしたのは....。


少々スリムなレインボートラウトだが、でっかい尾ビレがこれから大物になる証。


とにかくいまだにタフな状況が続いているので、こうして朝イチ最初のポイントで釣れてくれるとゲストもガイドも気持ちがとてもラクになる。


ヒットしてくれて....ありがとう!


その後、ゆっくりと慎重にサムをサポートしながらセカンドシュートをクリアしたら....。


次はマギーに釣っていただくため....。


先に釣れたサムには申し訳ないが待っていただく。


ってな感じで、スティーブンのボートには先に下ってもらい....。


サムとはゆっくりのんびりとおしゃべりを楽しみながら彼らのあとを追う。


そして、ランチタイムの少し前にサンディがレインボーをヒットさせ....。


親子で記念撮影!


ランチ後は何としてでもマギーに釣っていただくため、俺1人で先に下って可能性のあるポイントをチェックしていく。


岸際の緩い流れに定位する魚影を見つけスティーブンたちが下って来るのを待ち....。


マギーにチャレンジしてもらうと....ヒット!


無事ランディングしたのは....。


スリムなオスのレインボートラウト!


流れに乗られずに引き戻すことができラッキーだった。


ヒットしてくれて....ありがとう!


ってことで、これでみんなファミリー全員が釣ることができホッとしたところで....延長戦!


実は同じポイントで他にも数尾魚影を確認しておりラッキーなことに先ほどのヒットでもスプークしなかったので....。


そのままマギーがチャレンジし....ヒット!


無事ランディングしたのは....。



グッドコンディションのブラウントラウト!


立て続けに2魚種を仕留めることができみんな大喜び!


ヒットしてくれて....ありがとう!


その後、支流のファカウレコウ川が合流してからはさらに濁りが濃くなり、狙えるポイントは流れの脇の淀みのみ。


で、とある淀みにチェックを入れると、薄っすらと魚影が揺らめいていたので....。


何度かキャストを繰り返すと....ヒット!


いやぁ、これはラッキー!


サムはドライのParachute Madam Xを見ており、俺はおサカナを見ていたが、何度かキャストを繰り返しているうちにドライが水を吸い込み、まさにアタリのようにフッとドライが沈んでしまったのでサムはピックアップしたが、「No, no, no!」の声に途中でロッドを止めてくれたので....。


急に目の前でニンフが動いたもんだから、おサカナさんがニンフのあとを追い、ロッドを止めてニンフの沈下が始まった瞬間にパクリ!


「Hit!」の声にアワセがワンテンポ、ツーテンポ遅れたが、リーダー、ティペットにテンションがかかっていなかったので違和感を感じることなくニンフを吐き出さなかったので運良くヒット!


無事ランディングしたのは....。


グッドサイズのレインボートラウト!


数少ないチャンスなので本当に良かった良かった!


ヒットしてくれて....ありがとう!


で、この写真を撮ってレインボーの姿を追っていたら「ん?」俺ってそんな急激に目が悪くなったのかしら?って感じで魚影が2尾に見え....。


いやいやそんなわけねぇぞ!とGoProオンにするのも忘れて急いでサムに「ド真ん中に放り込んで!」と指示し....。


ヒット!したが、メインの流れに乗ってしまったのであとを追い....。


無事ランディングしたのは....。


これまたグッドサイズのレインボートラウト!


流れに乗った勢いでフックが外れなくて良かったね。


ヒットしてくれて....ありがとう!


ってことで、マギーのポイントもそうだったけど、増水濁水時は特に緩みや淀みに数尾定位しハニースポット化することがあるので、タフな状況の中でも釣果を得やすい助かるポイント。


先に下ったスティーブンたちは、俺たちが遅いことを気にしているだろうから....。


急いであとを追うと....やっぱり待っていた。


その後も流芯脇の緩み、淀み、反転流などをチェックしながら下るが濁りがキツくなりイマイチ。


その後、増水でちょっと注意が必要な流れを数ヶ所クリアしたら....。


最後に1ヶ所だけトラウトが浮いているかチェックし....。


ロッジまでのんびりと川下りをして帰った。


最初に危険な流れの迂回ポイントがあり、ボートを乗り降りして、段差のある岩場を歩くなど、なかなかタフな区間の第2セクションだが....。


82才のサムじいさん、がんばったね....お疲れ様でした!


で、坂道を上がってロッジに戻ったら....。


ちょっと前からザック内の湿り気がとても気になっていたのでチェックしてみると....。


あらら....。


2015年から使っているから、防水としてはもう引退させてあげよう。