歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」
シネマ歌舞伎で「大江戸りびんぐでっど」。歌舞伎ひっさびさだーー面白かったけど、どたばたシーンが多く、役者さんも声張り上げたりネタが下品だったりハラハラ、ヒヤヒヤ手に汗かいて観ました。でも爆笑!痛快!スカッとするのはクドカンならでは。三津五郎さんの浪士は、睨みが相当可愛い!七之助さんの妻はめちゃキュート。福助さんはさすが大人のケレン味。亀蔵さんのゾンビは境界線っぷりが笑える。勘三郎さんのゾンビも大御所がそこまでやるほどケガレてて(笑)。けどそれがリアルで重々しくて全体を引き締めていた。うーん。。生舞台で見たかった。。きわどいんだもん!!助六?もどきが花道からキメキメで現れた途端にグサリと殺されギョッとするシーンもあり、お年寄りや障害ある人には不快なシーンも多くて、怒って帰った人もいたんだそうです。歌舞伎や歌舞伎役者が好きで本当にリスペクトしてるからこそ、ここまでやっちゃった!やれちゃったんだと思いましたが。。向井さんの危うげな(でもかなり洗練された)音楽が浮世離れしててよかったです!いつまでも耳に、記憶に残ります。