舞台は田舎の駅。
季節は春から夏で半袖で快適に過ごせるぐらい。
俺は飼ってた犬と一緒に電車に乗って帰るところだった。
生きてる頃は絶対放せなかった紐が付いてない。
夢の中ながら
こいつはちゃんと言うこと聞くんや、と信じて
疑わなかった。
そしてもうすぐ電車の時間。
犬に、ほら並ぶで、と促す。
そしたら犬の奴ったら
チラッと上目使いでこっちを見て
ダッシュで逃走。
こ、このバカ犬がぁー、と慌てて追い掛ける。
犬のほうを見たら、ヤツは猫を見つけたらしく
ターゲットロックオンして追尾モードに入ってる。
仕方なくそれを追い掛けるも早くて追い付かない。
そして犬は猫に振り切られてやがる。
やっと追い付くわ、と思ったら次の獲物を見つけて
そいつに向かって猛ダッシュ!
しかもその猫ったら全く追い掛けられてることに
気が付いていない様子。
結果、うちの犬は猫を頭からバクリとくわえることに。
その頃には追い付いたのだけれど
うちの犬ったら、どう?ってなばかりに
得意げに猫を差し出してくる。
仕方ないから、猫を離させて、ポイッと逃がした。
くわえられとるときはピクリとも動かなかったけど
逃がしたら普通に生きてた。
その後はがっちりと犬を抱えて電車に乗って帰りましたとさ。
終わり



