部屋の光 | ずっといる自分

ずっといる自分

生きにくくて 生きやすい世界に
産まれてきた事

気温がどんどん上昇し
昼をすぎる

高い窓から差し込む陽光は
紺、茶、白、黒の服の山にあたり、
反射してひかる

白は色褪せることなくグレーをつくり

多色は日光の力で褪せてゆくのだろうな

そんなことを想いながら
ただ見つめる


音楽をかすかに鳴らして
別の部屋に移り
音楽が「鳴っている」ことを感じながら

聴き入っていた。



さっき窓にぶら下がるプラスチックのイルカの青がキラキラしていた。

また目を伏せて、暗くすれば
タオルの匂いとイルカの青が浮かんで顔を上げては書く

背中と胸にかかるものをまた閉じる。