記憶の絵日記 | ずっといる自分

ずっといる自分

生きにくくて 生きやすい世界に
産まれてきた事

ミルクを欲しがってベビーベットで泣き続ける子がいた
ミルクはなかなか冷めない

私は柵ごしに大丈夫だよと小さな手を握っていた
その子はミルクが欲しくて
目の前にいる知らない人にまですがって手を伸ばしてくれていた。


三年後くらいに、また保育所に手伝いにいった
0歳から3歳と数人の4歳の子の心は分かりやすくては安心した
4歳をこえると、とたんに話したり遊んだりの感じが、向き合うのが難しく苦痛だった。


0歳から3歳の子たちと
真剣に向き合い、その子たちのもつ個性や力を引き出し、
楽しければ一緒に笑い
必要なときは、声をかけ
日々ちがう体調と変化をかんじ自我が目覚めれば、とことん付き合い、何かをしようとすれば待ち、こちらが心を開いていればいい
困らせて甘えてくる子には
そのまま受け止める
それが大事だった

ある日入園していつまでたっても、どうしても泣きやめない子がいた
だから、どうして泣いているの?腕に抱えて顔と顔を向き合わせてある日きいてみた
声がだせなくても表情と首の振り方で返事をしてくれた。
困らせたいわけでも親と離れてるからでも無いことを
どうしたらいいかわからないことを。
伝わった。
なら、此処は泣かなくても大丈夫な所なんだよ と伝えた。
話してる間、泣いてた口を閉じて真剣にその子は受けとめていた
その子は泣きっぱなしをやめた。
泣きそうな時は、そばに居るようにした ここにいるから平気だよと声をかければ泣かなかった。我慢しだしたから。ここで見てるからみんなの所に行ってごらん
そんな一つの言葉で動き出したり遊びだしたりした日もみれた。
どんどんその子は楽しんで笑い出す そして実はとってもお喋りな子だった。歌を覚えてしまうのが早くて上手に歌い、目の下のクマは取れ、輝きだす。
寝るのを嫌がって 延々と泣き続けることもなくなった
なかなか寝ないでいたけれど。大きくなってく。


子どもを寝かしつけるときにするトントンとやる手には
その子に合わせて、一番いいポイントを探し出す、心音とあわせるのがいい子や、そうでない子、背中がいい、肩がいい、胸がいい、トントンされたくない子 さするのがいい子
みんな日によって違う。
ただ心を通じさせようとして
こちらの手の形をつくる

動き回ってしょうがない子とは、一緒に横に布団にごろんとして見つめてあげたらいい
軽く手を添えながら