手記 | ずっといる自分

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生きにくくて 生きやすい世界に
産まれてきた事


昨夜、拒食症で小児科にかかって先生に食べたものと 水分量を記録するように言われた手記をあの日以来
じっくり見た。


○○を中鉢一杯とか 小鉢一杯とか、三口とか 五口とか
お椀一杯とか

どれも、元から入ってる量を
少なくしてて
私の一口は、小匙一杯くらいだったのを覚えている。



入院してからも記録はとってあり、離乳食から 幼児3とか
学童1 とかに変化してゆく食事に戸惑いながら
退院の為に食べていた様子が
綴ってあった。


あの頃の写真は、全部捨ててしまった。
病院内で 思い付いて
腕と足をまくって母に撮ってもらった写真は
担当の先生が、くれるかな?って言ってたから、役に立つならと思い、あげた。
捨ててくれないで ちゃんととってあるといいな‥。


入院中のある晩、
急に3日間くらい続けて
黄緑色のペンで、紙にいろいろ書き出した。
あまりに変だったのだろう、
看護士さんに 寝ようねって言われても
書き続けていた。

そのうち、昼間、先生が来て

夜中に書いてるんだって?って
見してもらってもいいか 聞かれたから、見せた。


そしたら

もう、やめようね

って言われて、その日からやめた。


その必死になって書いてた内容は、どうしても一度も思い出せない。


ただ、それを見た先生は、
少しでもOKな体重になったら、その小児科を早めにでて
北里大学病院に行くように手配してくれた。

だから、多分そんな内容だったんだろう。


食べた量と水分量を記録した小さなノートだけが、
あの頃の形として残っている。

あの日々ほど平和はなかった


小児病棟だから、ほんと、いろんな子がいた。
院内学級では1対1で教えてもらい、覚えが早いと褒めてもらえた。
看護士さんとも仲良くなった。すべてから解放され、心配事の無い穏やかな日々。気になったのは、母と妹の時間だけだった。
退院時、いつの間にか外はすっかり冬から春になっていた。




シャワーの許可がおりた日も
うれしくて、わくわくしてお湯を浴びた。気持ちよかった。


そんな日々を思い出してたら
心が平和になって
久しぶりにお風呂に入れた。