心臓が ドクンドクン
なんか いやだ
昔から内面も外面もコンプレックスだらけだった。
でも 手首だけは自慢だった
片方の手の指で 片方の手首を
一周できると
すごいねー 細いねー
いーなー って誉められたり
驚いてもらえるから自慢だった
友達の母親にも 見せにいってた。 みてみて!って
そんな自慢は六年くらいあった。
細い髪の毛も みんなみんな
おばちゃんも 友達の母親達も お母さんも褒めてくれるから
すごくすごく 自慢だった。
編み込みの上手な人が
ゆりちゃんの髪は、細くてサラサラしてて編み込みが出来るから嬉しいわ、いーなー って
小さいときに 言ってくれた。
どっちも ただ栄養失調なだけだった って 大人になって気がついた。
小学校一年からやる健康測定。
いつも痩せぎみじゃないと
いけなかった。
だって 私の背は、幼稚園の頃から前から二番目。
太らないと背が伸びないとか
身長が伸びたら ちょうどいい体重があるとか 意味分からなかった。
だって私は背が小さいんだから 痩せぎみで調度いいんだ
って事だけだった。
小3から完全に学校いかなくなって約2~3年その辺から解放されたけど
2歳年下の妹と同じだけの量のご飯を食べるしか
適量が分からなかった。
なのに妹は同じような量で
どんどん背が伸びてく。
次第に、みんなに抜かされた。身長が元から小さかった妹と同い年のイトコにも、
とうとう小6あたりで抜かされた。
いつも 誰にあっても
妹と並べば、妹と間違わられて ごめんなさいね って言われてきて、
やがて言われ慣れて、
しょっちゅう言われてるよー♪
って言うようになった。
性格も私の方が幼稚だったし。
テレビで チーターや シロクマの親離れ、子離れの威嚇をみると、いつも憧れていた。
私は失敗したから。
怒られないから。
怒られないギリギリのラインを知っているから。
もう、どんなに酷いことしても母親は みんな不登校になったから怒れなくなっちゃったって。
怒られたいことあっても
怒られなかった。
でも怒られたくないから
いい子なの。
わがままだったのに。
母だけには同情されるのは苦手。かわりに言い返しちゃう。
今ではやっと 距離が出来たから、よかったよ。
だって いつも可哀想に見られたら たまらない。