私はおもちと一緒に、急いで義両親の家へ向かいました。
玄関を開けると、義母がすぐに出てきてくれました。
義母「ななこさん、ちょっとここでいい?」
私「はい。」
義母は少し焦った様子で、声を落として言いました。
義母「おばあちゃんが施設のことで話があるみたいなんだけど、今日は“施設に入ってほしい”とか言わないでもらえる?」
私「え?」
義母「そういうこと言われると、あとで私が“ななこさんへの教育がなってない”って言われちゃうの。お願い!」
突然のお願いに戸惑いながらも、私は答えました。
私「分かりました。なるべく発言しないようにしますね。でも、自分の気持ちに嘘はつけないので、何か聞かれたら正直に話します。」
義母「そ、そうね…そろそろ入らないとおばあちゃん怒るから。私、お父さん呼んでくるから、ななこさんは先にリビングへ行ってて。」
私「分かりました。」
リビングに入ると、すでに義祖母が座っていました。
その表情は、今まで見たことがないほど険しくて…。
全員が揃った瞬間、低い声で言いました。
義祖母「今日は私の気持ちを聞いてもらいたいと思って集まってもらいました。」
少し間を置いて、はっきりと。
義祖母「みんなが施設に入れって私をいじめるから、これからはあなた達の面倒にはなりません!」
そして、私と義母の方を見て。
義祖母「〇〇さん(義母)、ななこさん。もう明日から来ていただかなくて結構です。」
その場の空気が、一瞬で凍りました。
誰もすぐには言葉を続けられなくて、
ただ、重たい沈黙だけが流れていました。
私は何も言えずに、ただその場に座っていました。
“来なくていい”
その言葉に、少しだけホッとした自分と、
そんなの無理にきまってるという気持ちが、
同時にありました。
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