私「寝るだけだから良いホテルじゃなくていいの。」
彼「朝食くらいは美味しいものを食べて、ゆっくり帰っておいでよ。」
私「ああ、そうね。でもやっぱりいい。もしかしたら友達と朝食食べるかもしれないし、同じホテルにしておく。」
彼「それなら一緒に食べたい子のホテルも予約しておくよ。」
私「それは意味分からないから。」
だっておかしいでしょ?
私が友達のホテル予約するの。
彼「そう?気を使わせるなら間違えて予約しちゃったとか言えばいいよ。」
えー?どんな感覚?
私は良いホテルで友達と朝食を食べるより、ビジネスホテルの部屋に集まって三次会する方がいいんだけどな。
それをさせてあげられないから、せめて…って事なのでしょうかね?
私「いやいや、おかしすぎる。」
彼「ビジネスホテルだと疲れ取れないよ?」
私「りょうくん別居中ずっとビジネスホテルだったじゃない。」
彼「俺は慣れてるからどこでもいいの。」
私「私も屋根があればどこでも寝れる人だから。でももし予約がいっぱいで取れなかったら、その時は相談させて?」
彼「うん。」
私「じゃあ、二次会までの参加で一泊させてもらいます。ありがとう。」
彼「ごめんね?束縛して。」
私「泊まるのもだめって言われたらまた喧嘩になってたかもしれないけど、一泊させてもらえるからね。りょうくんも譲ってくれたんだよね。」
彼「ななこの事が大好きで心配だから、楽しんでもらいたい気持ちと心配な気持ち半々で…。」
私「だったら別居するな!その方がよっぽどひとりだよ。はは、」
りょうくんは苦笑いしていましたが、別居も笑いに変えられるくらい私は受け入れられてきました。
そして、
別居してまで結婚している理由は?これなら離婚してるのと変わらないんじゃない?と考えるようになりました。