おはようございます。
寂しい寂しい寂しい…
雨だからだと思いたい。
続きです。
私「私に魅力はないかもしれませんが、この家にはおもちがいます。それに、りょうくんが出ていかないでくれるなら、不妊治療もりょうくんが嫌だと思うこともやめると言ったんです。それでもだめでした。他に引き止める方法がありましたか?」
義祖母「愛想を尽かしたんじゃないですか。」
私「…」
義祖母「孫だから言うんじゃないですけどね、良くできた孫だと思いますよ。優しいし、勤勉だしね。わざわざ離婚歴があるような人と結婚する必要なんてなかったんです。でもその反対を押し切ってまで結婚したならね、ななこさんはもっと大切にするべきだったんですよ。自分の立場が分かってない人は愚かですよ。」
私「お祖母様のおっしゃりたい事は良く分かります。」
バツがついている私とわざわざ結婚しなくてもと、私ですら思っていました。
でもだからって、立場が低いとかそんな風に生活する必要なんてないはずです。
義祖母にはそんな事言えませんが…
義祖母「それでいつまで別居するんですか?」
私「私には分かりません。」
義祖母「分かりませんって無責任な。」
私「別居をしたがったのはりょうくんです。だから私は帰ってきてくれるのを待つことしかできないんです。」
義祖母「何で別居なんですか?別居するくらいなら、いっそのこと離婚したら良いじゃないですか。」
私「私達は離婚はしたいとは思っていません。」
義祖母「それはあなたの都合でしょ。もし離婚してくれれば、あの子はこれからいくらでもやり直せるはずです。もっと若い人と結婚して、女の子も授かれるじゃありませんか。」
私「それは私ではなくりょうくんに聞いてもらいたいです。」
義祖母「そんな事言っても、ななこさんが離婚したくないって言ったらできないでしょう?優しいから可哀想な人をほっとけないんですよ。それで昔から損ばかり。」
私「私は別居も離婚もしたくないです。でもりょうくんがしたいと言うなら止められません。」
義祖母「だからあなたがそんなんだとあの子は離婚しようと言えないのよ。」
私「そんな事ないですよ。別居したくないとお願いしても出て行きましたから。」
言っている途中で強い言い方になってしまったと感じていました。