その後も父は家には帰りたがらず、我が家で何日か過ごしていました。
(過去最長)
私の腰を気遣い色々手伝ってくれたので、私も助かっている部分はありました。
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こんな感じで長い間わが家にいた父でしたが、ある日突然腹をくくったのか、「帰る!」と言って私達にご馳走をしてから帰っていきました。
数日後電話がかかってきました。
父「ななこ、ちょっとお願いがある。」
私「どうしたの?」
父「お父さんここには居られないかもしれない。追い出されそうだ。りょうくんの居ない日だけでもそっちに行っていいか?」
私「こないだの事で出ていけって言われた?」
少し責任を感じました。
父「そうなんだよ、今回は本当に許してもらえなくて…部屋から出てお母さんに会うと物が飛んでくる。怖くてトイレにも行けない。でもここでお金を返したらまたななこが脅されるだろ?だからお父さんも撤回しないで頑張ってるんだよ。離婚になったとしてもななことおもちを守れるならいいよ。」
父はいつも元母の味方をする人だったので、これは嬉しい驚きでした。
私「お父さん…ありがとう。」
父「こうなる事は覚悟していたから大丈夫。ただお母さんの暴力がひどいから、お母さんの為にもお父さんが一緒に住んでいるのは良くないと思うんだ。」
私「大丈夫だよ!そういう事なら協力する。」
父「でも頼ってばかりいるのもなぁ。」
私「お父さんあの人とどうしたいの?」
父「離婚はしたくないんだけど、離れて暮らしたい。ななこのマンションにいた時平和で毎日が楽しかったんだよ。」
私「でも、うちで暮らすのは現実的に難しいよ。広い家じゃないし。でも、部屋なら貸してあげられるかもしれない。」
父「長く住むなら家賃を払いたいよ。ずっとななこの世話になるのは居心地悪いからなぁ。」
私「そっか。でもそれならあの人からお金返してもらわないとだね、年金だけじゃ辛いでしょ。半分はお父さんのお金なんだから返してもらうべきだけど、お父さん言える?」
父「何か言えば物投げられて終わりだ。」
私「お父さんのお金がどうなってるのか分からないけど、通帳ひとつじゃないでしょ?持ち出せないの?」
父「半分は貰っていいお金だもんな。うん、通帳のある場所は分かってるけど、おばあちゃんの取ったのバレたから場所変えたかな…」
私「あの人がいない時に調べて、半分持ち出して家を出ようか。もう帰ってこない覚悟で。必要な荷物はうちに送ってくれたらいいから。大切なものとかね。私はりょうくんに貸せる部屋があるか聞いてみるけど、別にマンスリーとかもあるし、なんとかなるよ。大丈夫。」
父「夜逃げみたいだな。」
私「そう、夜逃げみたいに家を出るまであの人に気づかれないようにして。」
そしてついに父が父の意思で家を出ました。
りょうくんがワンルームのマンスリーを借りてくれたので、そこから引越し先を見つける予定です。
元母は気が狂ったように怒り、お金返せ!無駄遣いするな!と父に連絡しているようですが、りょうくんの「一度した発言は撤回しない」という言葉を守って拒否しています。
持ち出せたのは1/3程度の財産みたいですが、久しぶりに自分のお金を手にして自由になった気持ちでいるようです。
私はこれも全て祖母のお陰のような気がしています。
西川ダウンは暖かそう。
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