おはようございます。
たくさんのメッセージありがとうございます。
返せなくてごめんなさい。
(時間が足りない…)
続きです。
私「おばあちゃんの高価なものは?」
父「それが、どれが上等な物かお父さんには良く分からなくて。おばあちゃんブランドもの好きだったわけじゃないし。」
私「そっか、でもおばあちゃんが集めてたブローチとかお出かけの時に持ってたクロコのバッグとかはあったでしょ?」
父「でもあんなのは質屋に出しても大した額にならないぞ。」
私「分かってる。でも大切にしていたものを二束三文で売られちゃうのは悲しいの。」
父「お母さんいつ帰ってくるから分からないからゆっくりは探せないし、もし家にいたら終わりだ。」
彼「りくくんに頼もうか。万が一探してる最中にお義母さんが帰ってきても、りくくんならおばあちゃんに渡したいと言えば許してもらえるでしょう。」
私「そうだね、りくに頼んでみる。」
彼「りくくんに持ち出してもらって、それからお義父さんがお義母さんに話しましょう。」
父「分かったけど、こんなに長く泊まらせてもらって大丈夫?りょうくん仕事あるのに他人がいたらゆっくり休めないでしょう?」
彼「僕は大丈夫ですけど、お義父さんが心配です。ホテルいつでも取るので遠慮しないでくださいね。」
父「楽しいよ。それに、ななこの腰が悪いからこんな私でもここに居たら少しは役に立つ事もあるかな?って思うんだけど。」
彼「ありがとうございます。僕は泊まりでいない日もあるので、助かります。」
父「もう少し広い所に引っ越して皆んなで住むのも楽しそうだな。」
おもちに苛々してるくせに…
こんな事があり、父の滞在期間が延びていました。
そして弟が祖母の大切にしていた物を取りに行ってくれましたが、だめですね…
特徴をはっきり伝えたクロコのバッグ以外は、どれが祖母の大切にしていたものか分からなかったらしく、とんちんかんな物を持って帰ってきていました。
猫のブローチは?と言うと、そんなの付けてたっけ?と…祖母のお洒落を全然見てなかった事を知りました。
興味がないとそんなものなのかな?
彼「これからはお義父さんに少しづつ取ってきてもらって、そろそろお義母さんに〇〇の施設にするって言いましょうか?」
父「練習したから大丈夫、言うよ。」
彼「もしお義父さんの言葉が止まったら、僕が言う事を見せるのでお義父さんの言葉に変えて言ってください。」
父「分かった!」
私とりょうくんと父の3人で、少し緊張しながら電話をかけました。
母「どうなってるの?」
父「ああ、皆んなで話し合ったんだけど、〇〇の施設にしようって事になったよ。」
母「はぁ?死ぬまで出てこれないってななこに言った?」
父「言ったよ。次会えるのは最期看取る時の病院だって。」
母「それなのにそこで良いって?」
父「うん。」
母「安い施設だから環境も悪いって話した?」
父「ななこは安いから悪いって事はないって言ってたけど、ところで施設はなんて名前なんだ?」
大人もありました。