お腹痛いな。。



段々不安になりネットで似た情報を探す。



大丈夫。胎動はある。大丈夫。




気持ちを落ち着かせて海外にいる旦那さんに電話。




出ない。。 




そうだ!産院に電話しよう!




診察券を用意する為に立ち上がる。




パシャ  




股の間から水が。。トイレに急いで行くと直ぐに生理2日目の様などろっとした出血。
不安と痛さに震えながら救急車を呼ぶ。




私「すみません。破水したみたいです。まだ予定日より前で、、赤ちゃん。。すみません。助けてください。」




直ぐに救急隊の方が部屋に到着。



そしてタンカーに乗せられ救急車の中へ。



私はお腹の痛みに耐えながら冷静にいなきゃ、赤ちゃん守らなきゃ。とそればかり考えていました。




救急隊員 「産院どこですか?」




私「1時間くらいかかる所ですが、◯◯クリニックです。」




救急隊員「遠いので他探します。」




私「お願いします。。」




それから40分 運転席の方から病院が見つからない内容の話が聞こえる。
早く。早くして。赤ちゃんが。。




救急隊員「病院見つからないので、遠いですが産院に行きますね。」




私「はい。」




40分。。直ぐに行ってくれれば。
なんて考えてしまった時もありました。
(私の為に来て下さったのにすみません。)




産院に到着後直ぐにエコーで赤ちゃんの様子を確認。




先生「破水しちゃったね。もう難しいと思う。残念だけどここでは処置は難しいから、近くの大学病院に行ってください。」
 



私「先生お願いします。まだ胎動あるんです。生きています。お願いします。」




先生「胎動はあるんだけどね、もう羊水がほとんどない状態なの。詳しいことは大学病院で説明してもらいましょう。」




お願いします。。先生。。




ここで我慢ができなくなり、私は声をあげて泣きました。




看護師「ご家族に電話しますか?救急車外で待ってるので、とりあえずこのまま大学病院に行きましょう。」




携帯をみると旦那さんから着信。




旦那「もしもし もしもし」




私「。。。」嗚咽




旦那「大丈夫か?」




私「先生が。。どうしよう。。」




旦那「どうしたの。病院?誰かに代われる?」




私「やだ、やだよ。。」




実際は泣いて言葉になっていなかったそうです。



そしてこのまま私は近くの大学病院に運ばれました。