被害者からアベンジャーへ | まずはここから

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今を生きる。日々をたのしく生きる。

今日は緊張しっぱなしでした。

新しい仕事を始めました。

今までと同じ在宅ワークなんですがもう一歩踏み込んで

人とのやり取り、かかわりが少し増えました。

今まで事務的で人と関わらない仕事を選んでいました。

そして報酬が少なくても仕方ないと思っていました。

とりあえずアイドリング、準備運動。

ちょっと元気になってきたし新しい一歩を踏み出しました。

しかし怖い。

リモートワークなので連絡をラインでやり取りしているのですが

いつ返信が来るのかわからないので一日びくびくして

連絡がくると湧き汗をだくだく流しながら

あふれる疑問をやみくもに投げてまた緊張しながら待つ。

ぐったりしました。

 

相手は丁寧に対応してくれていたのです。

しかし私は怖い!怖い!

だまされるかも。悪い人かも。とか湧いてくる妄想に

とりつかれて的外れな質問をしてパニックでした。

おちつけ。

新しいことやるんだからはじめ怖いのはしょうがないよね。

 

でもなんか必要以上に自分を疲れさせていたのは

私の被害者意識なのだ。

 

この自分の被害者意識の強情さ、それに起因する悩ましきあれこれは

実家に帰ってきてから露わになってきました。

気づくほどに少しずつ小さくなっていっているようでしたが

深く値の張っている部分がまだある気がします。


しつこく自分を責める声が聞こえて

無視してもその声が熱をもって胸に留まっているようでした。

 

先日、親と食事をしていてとても不快できんちょうしていて

いつもは何とか気分転換して忘れようとするけれど

いったいこれは何だろうと心に耳を澄ませてみました。

 

そして自分が物凄く怒っているのがわかった。

許せない。

子供の頃のことを思い出して怒りと悲しみで涙が出ました。

 

驚きました。自分の感情に。

 

私は被害者ではない。

だから加害者もいない。

戦わない。

そう思うようにしてきました。

 

しかしそれは頭で考えたごまかしのようでした。

 

本当は体を焼くような怒りが活きていました。

 

 

それはあまりにも生き生きしていて

どうしようもないものでした。

 

こんなにも怒っているのに押し殺していたんだ。

許さなければいけないと思っていた。

そりゃ体壊すよね。

 

どうしようもない。

許すことができない。

 

それでもいい。

許したくない自分を許す。

 

この怒りを許す。

 

 

その怒りは復讐を求めていた。

 

 

助けてもらえなかった。

私は被害者になった。

無力な被害者になった。

そうすることで許さないでいられる。

責めていられる。

責任を押し付けられる。

そうやって復讐しようとしていた。

 

 

私は自分を葬っていったけれど

体は命がけで訴えてきた。

 

 

私は無力ではないらしい。

 

許せないぐらい

怒れるぐらい

元気です。

 

 

一歩踏み出す力があります。

復讐だってかまわない。

でもやり方を変える必要がありそうだ。