過去闘病記 PET検査 2回も撮るということは。。 | 膵臓ガン4b 母を看取るまで

膵臓ガン4b 母を看取るまで

知り合いが膵臓ガンで亡くなった縁で膵臓ガンブログを拝見していましたが、自分の母親が膵臓ガンになってしまいました。2年間、肝転移ありで戦い抜いた母の最期までを記録します。

こんばんは。
現在と過去がミックスしていますが、ご容赦くださいませ。

2016年3月。

造影CTの結果を受け、膵がんはほぼ確定。

他の部位に転移はないか、手術するために最終確認の意味で検査入院前にPET-CTです。

受ける病院は、隣の市の系列病院。
病院から送迎バスが出ているので母と乗り込みました。

到着すると、今の病院より広くてメチャクチャきれい。。今の病院古いし。。
PETの待合室に行くと10人くらいいました。
「みんなガンなのかな。。」と心で思いました。

待つ時間も入れると2-3時間ぐらい。

自分の中で、膵がんの知識は、前職で勉強したし、ブログも拝見していたので(造影で転移はないのだし、腫瘍も小さいし。。)と少し安堵していました。

そのうち、母と3人くらいが呼ばれ、更衣室に。
自分はその間近くのイオンモールで呑気に食事に出掛けました。

二時間位して戻ると、母と同じタイミングで呼ばれた人達は既に会計待ち。
「あれ?遅いな。」と思いつつ待っていると、しばらくして母が戻ってきました。

私「遅かったね?」
母「うん、なんか知らないけど、2回目撮らせて下さいって。。」
私「えっ?2回目撮ったの?」
母「うん。お母さんと、もう一人おじいちゃん。」

私はそれを聞いたとき大きな不安が襲いました。
実はPETを撮る前日に、PETの情報を見ていました。

一概には言えませんが、PETを2回撮るときは、転移が疑われる時にすることがあるそうです。
私はこの日からすごくすごく大きな不安を抱える事になりました。

PETの翌日から、入院です。
ERCP検査をやり、PETの結果を踏まえて最終判断が4日後です。

このあと、ERCPが母の命を脅かすものになるとは思いもよりませんでした。


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