音がおかしくても不格好な溶接でも受かりはするけど、みんな終わった後あれが汚いとか見るので正しく綺麗にやりたいもの。
肝心なのは電流電圧調整。
これはうまいとよく言われるが本物に教わったので間違いない。
溶接の本を見ても人が書いているのをみても250~280とかそういう書き方をしているので一体いくつに合わせたらいいのかわからないし誰も教えてくれない。
教えます。
あのムスッとして何にも指導しないあなたの会社の人よりね。
電流はワイヤーのでる速度。電圧はそれが溶ける強さ。といった感じ。
ワイヤーの出る速度と書いたものの。
どこかにバチっと合う場所があるのだけど、薄い材料に高い電流。厚い材料に低い電流はおかしくて。薄ければすぐにぶち抜いてしまう。
こればっかしは感覚なので教えられないが、試験の電流が280なので完全溶け込み溶接以外では板厚がいくらにしろ、それより上げるのはおかしいだろう。よっぽどの厚板は除くけどそんな仕事をみんなしないでしょ。
大体200~250で使用してるんじゃない?
じゃない?って言うのはわからないから。
大体入社するともう10年以上使ってる溶接機を使うよう言われるはずだ。
メモリは消えてるしダイヤルは二周するポンコツだ。
だから俺はどの程度の電流でつけていたかわからない。
ほぼこれで決まってしまう電流調整。
SA-2Fは裏当て金有の半自動溶接 下向き。
電流は280に固定。電圧を30に合わせて電圧をいじって探っていく。
できたら電圧は弱いより強い方が良い。弱いとワイヤーが突っ込んだ分溶けてないかもしれないからだ。
でもあんまり電圧が高くなるなら電流を少し下げても構わない。少しとは二ミリ回したりとかその程度の少し。
工場の新しい溶接機で試して音をとにかく覚える。
今はその仕事から離れてるので仕事が決まれば擬音で説明したい。
そうそう。さきに電流を固定して被り面をかぶり、溶接しながら片手で電圧を最小 最大に回してどうなるのか確認してみる。
そこで強くするとパタパタと滴が見えるようになる。弱くなるとワイヤーが溶けずに腕が弾かれるだろう。
クレーター電流は電流を下げて溶け方を滴が見えるぐらいパタパタ言わす感じを目安にする。
どうしようか。この後はワードか何かで書いたらいいんだろうけど図は手書きをスキャンしようか。
さすがに言葉だけでは限界がある。
今から寝るので次回には簡単な手書きの図を書いておこうか。夜勤の初日明けで眠い眠い。
テストピースについて。
鉄骨をやる会社なら開先加工をする工作機械があるはずだ。ないならガスの亀の子でとるしかない。
切断機のとこに角度のメモリがあるので参考にする。
角度は開先加工機についてあるのが55°削るのが35°だと思うけど、試験片は30°ではないかと思うけどどうだろう。
35°で3Fをやると仕上げが2パスになってしまうが正規の試験では1パスで終わるからそうじゃないかと思う。
1層 2層 3層と1パス2パスの違いはヤフってもらって。3層2パスとか使うけど。