あたし用のどっさりご飯を食べながら、
勇気を出して話した。
「この間は、よくなかったと思うよ。お母さん。」
もやもやとした気持ちが、鋭い言葉にならないように、
ゆっくりゆっくり説明する。

「お母さんもなんで、あんなに言っちゃったのか分からない。
好きなように出来るようにと、思っているのにね。」
色々話して、お母さんの言動を動かした衝動は分からなかったけれど、様子が分かって安心した。
話して良かったと思う。

お姉さんにも知ってほしいけれど、押し付けがましいかなぁと躊躇する。
マリッジブルーだしね。
兄貴にメールしとくか…
お姉さんに伝えるかは、兄貴が決めればいいよね。

今、友達から借りた小説を読んでいる。
1ページ毎、大抵泣いてしまうのでなかなか進まない。今、イチバン気になるところに差し掛かっているのに、涙で読めなくなるのでもどかしい。
途中だからなんとも言えないけど、とても可愛いらしくて愛し合ってる夫婦なのに、お互いの大事なことに気付いてるのに触れず、見せない様子が苦しい気がしている。大切だからこそ、そうしていることが。

今回の顔合わせの時の衝動もそうだけれど、お母さんと話していて、どうしてもその時の気持ちが分からないことがある。
説明してもらっても、全く分からない。
それが、お母さんにとってとても大切なことであったりするのですごく困る。

お母さんに限らず、それはもちろん、色々な人達との間で起こるから、たまに途方に暮れる。

分かるということは、本当に難しくて、分かりたいと思って近づくことが大切だと思うけれど、
時々すごく哀しい。
哀しくて淋しい。

まあ、そういうなかなか難しいことだから、分かった、分かり合った、という時に嬉しいという言葉で表現してしまうには勿体ないような、
キラキラして、あたたかくて、爽やかな気分?に包まれるんでしょう。

WBCのイチローのインタビューを観ていていつも羨ましい。
自分の中にある複雑な感情をあんなに伝わりやすく、他の人が感じられるように表現出来るなんて。
あたしにとっては、そう思える。

あたしもキラキラしたものをたくさん渡せるように、受け取れるようになりたいな。
写真もupしたいなぁ。
わんちゃんにバイバイして、ワイルドライフパークへ。

抱っこするとストレス!と聞いてから、
「コアラとかいいよぅ(-Q-)」
って言ってたけれど、
会うとやっぱり可愛いのね。(ポッ

触った小さな子は、毛がフカフカで…
ユーカリに夢中。
目線すみません…と、長いユーカリの茎を持って誘導しようとしたら、
「あんたちょっと!」
と、手で押さえられる。
あたしの方見ちゃったよ、取らないし。

ワラビーは人懐っこくて、「あ、どうも~」
と、握手。
カメラを向けたら、
「あ、映ってます?あ、それどうなってます?」
と、どアップに。

色々な動物を観て、触って、笑う。

まあ、でもここでイチバン言いたいのは、
『カンガルーはオッサンです!』

…絶対写真載せなきゃ。
シャワーシャワーと思いながら、日本の友達にメールしながら寝てしまう。
起きたら二時半…
朝にしましょうと眠る。

メールも考え中のつもりが送ってたのに二日後くらいに気付いて驚いた…
やっぱり飲み過ぎはダメだね。

朝は早起き、シャワーを浴びる。
それより早く起きてたわんちゃんと戯れ寝かしつける。
仰向けはマズいんじゃないですか!
と、ひっくり返す度、噛まれる。
お腹はさするけど、怖いから仰向けは止めて!あと目も閉じて!

わんちゃんを癒し…いやあたしが癒され?ながらテレビを観てた。

通販はお決まりでしょ。
あーやっぱりもう1セット無料で付けちゃう?
なんでもパウダー。
それ一個あればフルメイク可能。リップもチークもだよ?肌の色問わないんだよ?
気になる…

あと気になったのはゴシップが多い…ハリウッドの。日本のワイドショーとも違うし。

不思議な感じ…
そして⑥なのにまだシドニー2日目なこのブログも不思議…
お母さんが結構うるさいので久しぶりに本気怒りモード。
両家顔合わせの後で、ぷいっと帰ってきてしまった。

お姉さんの好きなように、と言いながら、あれこれ意見…
むぅ~
朝から体調の悪かったあたしは、キレる寸前!
…どうにか茶化した。

で、お食事会後にお姉さんがマリッジブルーと聞かされてしゅんとしてるのを、表情見てたら分かるじゃん!この間と全然違うじゃん!と思って、なんか適当な会話で見送る。

今日、友達に愚痴ってて、あたしも大人気無いなと思った。
心配なだけだもんね、お母さん。

それに、ちびまる子ちゃんを観てて思い出した。
あたしが、高校1年の時、お母さんを怒らせて1週間口を利いてもらえなかったこと。
怒ると黙ったり無視したりしちゃうのね…あたしたち…

2日経ってやっと、気持ちが落ち着いた。
ごめんね。の気持ちを込めてメールする。
『もうすぐ世界フィギュアだよ。』


お姉さんになる人は、本当に素敵な人で、家族も明るくて仲の良いのが伝わってくる。
兄貴が惹かれたのがよく分かるし、そういう新しい家族を作っていかれることを心から、おめでとう、と思う。

かっこつけて付き合ってるのかと思ってたけど、そのままを見せて受け入れてもらって、お姉さんのこともちゃんと受けとめているんだなぁって。
やるじゃんって感じ。

おめでとう、お兄ちゃん。
久しぶりにお姉さんに会ってはしゃぐ。

お姉さんとは知り合いのBARで出会った。
日本で一緒に過ごした時間は少なかったけれど、すぐに大好きになって、Sydneyに行ってからもたまに(あんまりマメじゃないから…)連絡してた。
結婚したばかりだから邪魔かしら?
と思いつつ、思い切って甘えた。

戻ってSydney。
家、広い!わんちゃん可愛い!
ペタペタ歩き回る。

近況話したり、わんちゃんに噛まれたり大忙し。

ダーリンが帰って来て、お姉さんの手料理を食べながらワイン!
7時くらいでも明るくて、不思議な気分だからって言い訳?
いっぱい食べて、いっぱい飲む。

お姉さんが居ない隙にダーリンに質問。
「どこがイチバン好き?」
ダーリン曰く、
「いつもHappyにしてくれるから。それに彼女はとっても美しいだろ?」
とのこと。
「うん!そうなの!あたしはお姉ちゃんのように思ってるんだ!」
大好きな人が愛されていることに嬉しくて尚はしゃぐ。

庭から星を、南十字星?

明日の早いダーリンにおやすみを言って、ガールズトークにターボかける。
遅くまで付き合わせちゃったなぁ。

聞いて聞いてと話すあたしに、聴きながら自分の話もしてくれる。
お姉さんに会うとあたしも頑張ろうと思う。
お姉さんみたいになりたいな、と思う。
打ち拉がれた。
いや、打ち拉がれていた。
優しい言葉だったけれど、じわりじわり効いていた。
酔ってたし、お兄さんだし、色々な経験から言ってくれたこと。
でも、あたしにとっては痛いとこだったみたい。
じんじんと痺れるように効いてきた。

…そういうこともあるよね。
あたしは大丈夫、とおまじない。
いつだって、選んだ道に後悔は無い。
あたしがイチバン、とおまじない。

ダーリングハーバーからハイドパークへ。


地図で道を確認していたら、ビジネスマンに


「Are you lost?」


え?違うけど確かめてるのって感じだったけど、


目の前がカスタムハウスだからって連れて行ってもらう。


立体地図があって、これはいいね、と笑う。




水とパイを買って、公園で寝転んでランチブレイク。


ちょっと眠いなぁ。飛行機眠る時間少ないなぁ。


うとうとするも、ちっちゃい子やら鳥に囲まれて、興味あるし眠れず。




肌寒さから逃れるようにオーストラリア博物館へ。


ここが本当に楽しかった。


骨の展示が斬新。人と犬がカウチで寛いでいるのとか。


人が馬に乗って、ヒヒーンって前足揚げたかたちとか。


画面をタッチして生物の情報が見れたりもするしね。




ハイテクなかんじだったので、蛇を偽者と思い、


「動かないの?」って声かけたら、


「いや、ほんものですけど」ってかんじで首を持ち上げた。


失礼しました。




若干迷いながら、ホテルに15時。


チェックインは14時からだったと聞き、えー!って声をあげる。


だって、15時って聞いたのに!って。




急いで、荷物を上げてお土産を分ける。


15:30には待ち合わせ。


大好きなお姉さんが迎えに来てくれる。

時差が無いと思ってたらサマータイムもあって2時間差。


旅行会社がピックアップに。


鈴木が皆を笑かそうとするも、なんだか微妙な反応。


でも、鈴木は本当に話がうまい。




別に何にも申し込んで無いので、帰り時間だけ確認して、


鈴木に許可を得て、そそくさとDFSから退散。

その前にAUS$を全く持って無かったので、不本意ながらもDFSで無理やり係を呼んで両替。





近いし!と思って、現代美術館へ。入場無料です。


え?よりによって、やよい?


特別展は「KUSAMA YAYOI」


あの、ドットは展覧会だと酔いそうと思ったし、特に好きじゃないから観に行ったことが無かった。


ま、何かの縁でしょ。




『message for you』とか、いくつか小部屋に入って見るのがよかった。


キラキラ光ってて、鏡にたくさん人が映って、角度によって近づいたり遠かったり。




やよいの映像・・・インスタレーションなのか?・・・はちょっとインパクトに負けそうだった。






やよい以外の展示も色々あって楽しかった。


それを、地元の高校生が、ノートやらファイル片手に見て、いろいろ話合っているのも


興味深かった。


なんかドラマみたいだよねぇっと思って眺めた。

飛行機の隣は、メルボルンの男の子。
ひとつ年上。

映画三昧かなぁと思っていた空の上、
片言英語を駆使して色々話す。

こんなに英語出来なかったかなぁ。
と、思いつつ。

彼は日本が大好きみたい。おじいちゃんが華僑?で箸も上手。

小さな頃はオランダに居て、将来はドイツに住みたいとか。

すごく揺れた睡眠時間を明けて、
おはようが言える人が居るっていいな、と思った。

Sydneyの朝。
来ちゃった、と、わくわくする。

おばあちゃん家でちっちゃな庭を眺める。

あぁ、ボス(猫)がパトロールさぼって寝てるよ・・・・・・。


ブー


って、玄関ブザー。


現れたのは、2人の男の子。

制服姿でトコトコ駆ける。


隣りの家のAくんが鍵を忘れたらしい。

以前にも来たことがあったらしくて、お母さんが来るまで待たせて、と。


小学校2年生の2人は、人見知りもせずよく話す。

こっちも面白いから、必死で聴く。


以前、上司に

「男のことは、ちょっと見ればどんなやつか良く分かるけど、女の子はさっぱりだ。」

って、言われたことがある。

あたしも「同感です。男の人のことは、さっぱり分かりません。」と、答えた。


ちっちゃい頃なんて、自分の世界の中に夢中だったから、

男の子がどんなものに興味があって、どういう世界に生きてるのか、考えてもみなかった。


だから、色々質問したいのを堪えて、そっと観察する、話を聴く。


真剣に迷路を書いてたかと思えば、走り回って、おやつをほうばって笑いながら話す。

忙しいなぁ。笑


お母さんが迎えに来てバイバイ。


嵐の去った後のママン、

「あなたに子どもが出来ても、小学校2年生くらいになったら、話題に付いていけないわ。」


小学校に入って、ちょっと慣れてちゃんと自分のコミュニティーを築いていっぱしになって来た頃、

分かんなくても面白がって見ていてあげてね。


な、何年後になるかは、分からないですけれど・・・・・・