■太良町の代表的な特産物『竹崎かに』

豊穣の海・有明海に面する太良町。

太良町と言えば竹崎かに。

【ガザミという「ワタリガニ」の一種で、太良町の竹崎地区近海で獲れるものを「竹崎かに」と呼ぶ。】

ご存知でしたか?

 

その時々で状況に違いはありますが、太良町の旅館や食事処では年間を通して竹崎かにを味合うことができますよ。

 

■この粒々は一体・・

はて、これは一体何でしょうか・・?

そう、これは「竹崎かに」です。

竹崎かにと言っても体長はまだミリ単位やそれ以下になるでしょうか。

メスかにが放卵したばかりのこの小さな粒。肉眼では黒点に過ぎませんが、ゾエア幼生とよばれ顕微鏡で除くとしっかりと生き物として認識する事が出来ます。

 

■外子を抱えたメスかに

訪問した旅館では、外子を抱えたメスかにをタンクに入れ、ポンプで酸素を送り、水温の管理によって放卵する環境を整備しています。そのほか漁協の大浦支所でも抱卵の取り組みを行っています。

中々放卵をしなかった時もある・・等、今日に至るまで様々な問題に直面にしたそうですが、検証の積み重ねで今に繋がっています。何事も一朝一夕にはいきません。各所で創意工夫・熱意を感じました。

 

タンクのかに。黒い卵を抱えたかにを「黒デコ」と呼びます。黒デコは放卵の直前の状態。

個体差によりますが少なくて200万~300万、大きいもので4,500万匹を放卵します。

 

放卵された無数の竹崎かに。数同様に、大きな可能性を感じずにはいられませんでした。

 

 

放卵後のタンクの水を海へ放流。場所も潮の流れや他生物の餌になりにくい場所を考慮しているとの事。

 

夏場から秋口にかけて竹崎かにが豊漁となる年が続いています。この夏場から秋口にかけてオスかにが非常においしい時期になります。

かに達よ、どうか元気に。そして私たちは生き物への感謝を忘れずに。

 

オレンジ-----------------------------------かに座

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お月様------------------------------------ぶーぶー