喪中はがきを受け取った親戚からの電話 | しあわせおっぱい→ねむのまちゃんねる

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今年の1月に母が亡くなったので、喪中はがきを出しました。

親戚には、弟から伝わっているのだろうな。

S伯母さんが知っているから、そこから伝わっているのだろうな。

そう思って、喪中はがきを出すことも遅くなってしまいました。

 

やばい。

もしかしたら、クリスマスくらいに届いてしまうかも。

折角のクリスマスなのに、喪中はがきを受け取ることになってしまうなんて、申し訳ない。

でもこれ以上遅くなったら、それもまた申し訳ない。

ということで、ポストに投函してしまいました。

 

そしてクリスマスの日。

わたしは風邪をひいて、会社をお休みして病院に行き、お部屋で寝込んでおりました。

そうしたら、夕方に立て続けに親戚から電話が入りました。

母の妹さん。

母の義理の姉。

おふたりとも、泣きながら電話をかけてきてくださりました。

おふたりとも母と年齢が近かったので、それもまたショックだったのだと思います。

「1年も気づかずに、ごめんなさいね」

「大変だったでしょうに、全然知らずにごめんなさい」

いえいえ、謝らなければならないのは、わたしの方なのです。

もう1年も経つのに、複雑な家庭な事情により、引っ掻き回さないように、自分に火の粉が降りかからないように、連絡をしなかったのはわたしなのですから。

お墓の場所は教えてもらったけれど、戒名も分からないし、どうやってお伝えしたらよいかと考えて、そのまま時間が経ってしまったんですから。

申し訳ないのは、わたしの方。

 

でも、受け取ってすぐに連絡をくださって、母の死を知って泣いてくださっている。

このことは、わたしにとってのクリスマスプレゼントだなと感じました。

特にこのおふたりは、母と年齢が近かったけれど、母が積極的に連絡を取っていたわけではない方々。

仲が悪いわけじゃなく、なんとなくの関係性で、直接の連絡をあまり取れなくなっていた方々。

でも母のことを大切に思ってくれていた方々。

すぐに連絡をくださったことも、一緒に話ができたことも、一緒に泣けたことも、わたしにとって素晴らしい時間でした。

クリスマスに電話をかけてきてくださって、本当にありがとうございます。

サンタさんのことを信じているからこそ、クリスマスの奇跡が起こりました。