化学物質過敏症ライターの鈴木みおです。
この肩書を使って記事を書く時には、しあわせで楽しい内容よりも「苦しくてつらい経験」をお伝えすることが多くなります。
そのような内容を読みたくない方や、読んで悲しい気持ちになってしまうことが苦手な方は、ここでそっと、このページを閉じていただくよう、お願いします。
ジアミンアレルギーや化学物質過敏症について知りたい方、応援したい方に読んでいただきたいです。
なんちゃってヘナで、ジアミンアレルギーになってしまった日を1日目と数えて、そこから4日目。
そろそろ赤い頭皮にも見飽きてきた読者のみなさまもいらっしゃると思います。
お待たせいたしました!
頭皮に変化があります。
頭皮の赤みがひいて、赤黒いポチポチがあります。
このポチポチ部分は、かさぶたのようになっていて、触ると「ここにある」というのが分かります。
自分の頭皮は、自分では見えないものですよね。
ですから、今まではどうなってるのかも分からず、とにかく痒い日々でした。
ですが、この日は頭皮を触ると「あっ、ここ!」と触れるようになり、逆にそこが痒いんだと分かるようになりました。
ちょうど日曜日の朝で、夫もゆったりした時間が取れたので、写真を撮ってもらいました。
頭皮の写真を撮るのは、自分一人ではできないし、結構難しいのです。
頭皮に赤みのある時期には、どこがどうなっているのか分からない写真ばかりでした。
でも4日目には、わかりやすく写真に写るようになりました。
そして写真を確認すると、赤い湿疹部分が確認できるだけではなく、髪の毛が黒いことも分かります。
今までコロナ禍で通っていた美容院では、ヘナ100%で施術をしてもらっていました。
2年間の間に、赤毛育てができていたので、白髪の部分はかなり明るいオレンジ色になっています。
とても美しいオレンジ色になっていて、これからも育てていくのが楽しみだったのに、見事に真っ黒です。
これを見て、わたしは思いました。
「色を赤くして欲しい」とお願いしていて「了解」という返事をもらったのに、髪の色が青くなっていたら、クレームものですよね。
それと同じで、ヘナ100%で施術したら、きれいな赤い色になるのに、髪の色が黒くなっていたら、クレームものです。
でもそれをその場で言えなかったことへの、後悔の気持ちが湧いてきました。
もし、色だけの問題だったら、染め直すということもできるかもしれませんが、今回は健康被害も起こっています。
それはもう、クレームとか怒るどころの騒ぎではありません。
大変なことが起こってしまったと、本当に落ち込みました。
これと同じ頭皮の状態になったのは、コロナ前にS美容師に施術してもらった時にもなりました。
その時にも調べて、ジアミンアレルギーの可能性があるということが分かりました。
だからこそ、他の美容院で相談をして、ヘナ100%の施術に変えてもらっていたのです。
2年ぶりに見た、かさぶた状態に頭皮を見て、これは完全にアレルギーを発症してしまったんだと感じました。
前回はこの状態になって、かさぶたがはがれる頃には状態が落ち着いてきた。
だから今回も、同じように落ち着いてくれるといいなと祈る気持ちでした。
つづく・・・
【私の失敗から学ぶ今日の教訓】
この写真のような頭皮の状態になったことがある方は、ジアミンアレルギーの可能性があります。
実際に使用された薬剤を確認しないと、きちんとした判断はできませんが、その可能性があるということを美容師さんに伝えてください。
もしすぐに病院に行くことができたら、ジアミンアレルギーの可能性の話もしてください。
判断がつかない段階でも、同じような症状の発疹や赤みが出た方は、積極的にジアミンを避けるようにした方が良いと思います。
ジアミンは避けるに越したことはありませんから、避けて損をしたということはありません。
自分の身体を守るために大切なこと。