しあわせおっぱいの鈴木みおです。
NHKのあさイチで、デリケートゾーンの脱毛のことについて紹介されていました。
O脱毛=肛門周辺の脱毛については、介護のおむつ替えの時に「清潔を保てる」とか「介護をする人が楽で、介護をされる側も時間短縮になり、良いこと尽くし」という風に説明されていました。
このご意見は、ネットでもどこでも紹介されていることです。
色々な検索をしても、このメリットがあるからO脱毛をおすすめするという記事であふれています。
ところが、デメリットは紹介されていません。
脱毛の時に痛みがあるという程度ですが、実は覚えておいていただきたいデメリットが3つあります。
それは・・・
1.おならの音が大きくなること!!
2.きちんと拭ききれなかった場合には、うんちがパンツについてしまうこと!!
3.お尻の毛がなくなることで、座った時にお肌が直にあたるため、冷たいところや暑いところに座った時の温度の伝わり方が半端ない!!
これはわたしの経験でございます(笑)
わたしの通っている光脱毛では、毛周期に合わせて18回通うと、ほぼつるつるになると言われています。
O脱毛をした方がいいのか、それともしない方がいいのか迷ったので、3回ほどやってみました。
毛が生えている時期を作りつつ、脱毛された時期も作り、比較してみた結果です。
まずは、おならの音問題です。
お尻の毛があると、おならは毛の隙間を縫って、さわさわ~っと草原を走るそよ風のようになります。
ところが、毛がないとコンクリートの道路をブワーっと走り抜けます。
という理論で、おならの音が大きくなります(笑)
子育てをした方はイメージが湧くと思いますが、赤ちゃんのおならは大人並に大きな音がします。
「こんなに小さいのに、おならの音はいっちょまえね。」
なんていう言葉を聞いたことがあると思います。
そうです。
赤ちゃんのお尻には毛が生えていないので、おならの音がダイレクトに伝わります。
赤ちゃんはおならをする時に調節することもないので、自然の摂理に従って、したいときにしたいだけおならをします。
そうすると、毛のないお尻を吹き抜けて、大人と同じ音が鳴るのです。
お尻の毛のない赤ちゃんのおならは、大人並み。
お尻の毛のある大人のおならは、大人並み。
それでは、お尻の毛のない大人のおならは・・・進撃の巨人並み(笑)
ということになると覚えておいてくださいね。
今の介護施設では、O脱毛をしている方はほとんどいらっしゃらないと思います。
それでも、おならの音は聞こえてきます。
ということは、介護のために・・・とO脱毛をした方が多い介護施設では、おそらくおならの大合唱だと思います。
そして、パンツにうんちがついちゃう問題。
なにもない方が、拭きやすいというのはあると思います。
普通に生活をしている時には快適で、なんにも問題はありません。
むしろいい感じで、メリットが多いと思います。
でも、たまには拭き残ってしまうことがありますよね。
そうなると、お尻の毛がふんわりガードをして、ちょっとラッピング状態にしてくれていないので、ダイレクトにパンツにつきます。
これは自分でもびっくりしましたが、子育て中のことを思い出して納得でした。
子どものパンツって、なぜかお尻のあたりにうんちがついていたりして、手洗いをしても、シミになってしまったりします。
どうしてこんなところに、うんちがつくんだろう?
ちゃんと拭いているのに。
(ちょっと大きくなると)ちゃんと拭けていないのかな?
と、いろいろ考えてみましたが、次第にそんなことはなくなりました。
成長とともにきちんとお尻を拭けるようになったのだと思いましたが(きっとそれもあるけど)、実はお尻の毛が生えてくれたことで、うんちべっちょりを毛が防いでくれていたのです。
素晴らしき、お尻の毛!
ですので、メリットもあるけれど、たまに失敗した時には大きな損害になるということをお忘れなく。
そしてラストのお尻の温度問題。
これは問題というほどの大きなものではないかもしれませんが、体感としてビックリします。
あんなに少しだけのお尻の毛。
もっさもさのふわっふわというわけではないのに、ちゃんと座布団の役割をしてくれているのです。
つるっつるになって、清潔でモソモソしないし、最高!って思って、うっかり冷えたコンクリートに座ってしまうと、ひゃー!!
冷たい~!
熱い場所に座ることは、気をつけているので経験がありませんが、きっと暑い砂浜とかこれからの季節、暑くなったコンクリートの階段とかに座ったとたんに、今までよりも暑くてびっくりすると思います。
あ~、あの少しだけのお尻の毛はこんな風に役立っていたんだなぁと、毛があることに感謝をするようになりました。
物事にはメリットもデメリットもあります。
わたしはお尻の毛の3つの役割を知ることができて、これから脱毛をしてしまうかどうか、迷っているところです。
あった方がいいのか、ないほうがいいのか。
どちらがいいかは、みなさんがそれぞれ決めることですが、あまり知られていない「O脱毛のデメリット」として紹介することで、お尻の毛の大切な役割をお伝えしたいと思いました。