しあわせおっぱいの鈴木みおです。
夏休みに、毎日親子遠足のように色々なところにお出かけしています。
お出かけ先やお出かけ途中でよく見かけるのは「怒っている大人と怒られている子ども」の姿です。
電車の中。
レストランで食事をしている時。
公園で遊んでいる時。
ありとあらゆるところで、結構子どもが怒られている姿を見かけます。
それを見て次男坊(12歳)が、「今の世の中、一番がんばってるのは子どもなんだよな~」と一言。
そうですね~。
私たち親子の価値観からすると、「あれって怒られるようなことかな?」と感じる場面もたくさんあります。
私たち親子の価値観からすると「あんな風に気持ちをぶつけられたらたまらないよね。」って思う場面もたくさんあります。
正直「あんな言い方しなくてもいいのにね。」「あんな風にされたらキツいよね。」って感じる場面がたくさんあります。
でも子どもは反論できない。
できたとしてもギャーギャー泣いて抵抗することくらいしかできない。
自分は気持ちをぶつけられて、心がとても傷ついているのに、それを分かってもらえることもなく、反論することもできず、ただただ傷つくだけ。
だから子どもは大変だなと思うのです。
怒っている本人は、心が痛みます。
怒っている人を見ても、心が痛みます。
怒られている人は、とっても心が痛みます。
怒られている人を見ても、心が痛みます。
みんなが心が痛くなって、ピリピリした空気感になってしまう連鎖を止められるのは怒っている本人だけです。
怒っている気持ちをぶつけることをやめると、そのあとのすべての心の痛みが止まります。
怒っている気持ちは「ぶつけないで、伝える」。
今、この場所で、どんな風に伝えたらいいのかな。
今、どんな言葉で伝えたらいいのかな。
今、どんな風に心を落ち着けて、自分の気持ちを目の前の人に「届けられる」かな。
ちょっとだけそれを考えると、自分の行動が違ってくると思います。
自分の気持ちは、相手に「ぶつけるのではなく、伝える。」
自分の気持ちは大切な「水風船」だと思ってください。
怒りの水風船。
ぶつけたら割れます。
ぶつけられたら痛いです。
ぶつけられたら、周りにも被害が及びます。
だから、大切に扱ってください。
ピリピリした気持ちが中に入っているからこそ、大切なお届け物のように「これを受け取ってください」と渡さないと大惨事になるのです。
怒りの水風船は「ぶつけるのではなく、お届けする」ようにしてくださいね。