長男初めての文化祭 | しあわせおっぱい→ねむのまちゃんねる

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しあわせおっぱいの鈴木みおです。

 

長男(15歳)の高校の文化祭に行ってきました。

去年の今頃、彼は全然学校見学に行こうとせず、今通っている学校の文化祭にも行きませんでした。

なので、今年が本人にとっても親にとっても初めての文化祭。

「俺の出番はここだから。〇時からだから。」とパンフレットを渡されたけれど、本人もよく分かっていない様子で、まぁ、行ってみれば何とかなるかな~という感じでした。

 

文化祭の目玉は、この大看板。

画力も迫力もすごくて、さすが芸術方面にすすむ生徒さんたちが多い学校だな~と感動です。

芸術や文化的活動に熱心なところも「ここに決めた!」と思ったポイントだったので、初めてこの「大看板」を目の前にして感激しました。

受験はご縁と言いますが、こんな風になるとは、1年前には本人も想像していなかったと思います。

でも、この学校に出会えてよかったというくらい、満喫した高校生活を送っている様子で、親としても本当に嬉しいです。

 

まずは本人が出演する部活のコンサート会場に行ってみると、開場前から行列ができています。

それはもう大行列でびっくり仰天でしたが、周りの人たちの会話から察するに、これも「毎年恒例」なんだそうです。

このコンサートを心待ちにしている方が、在校生や保護者だけではなくて、たくさんたくさんいるんだそうです。

コンサートも素晴らしくて、思わず涙がホロリ。

この学校とのご縁、部活も素晴らしい先生方と友人に出会えて、充実した学生生活。

本当によかったなぁと、安心の涙でもありました。

 

さて、あまりに楽しかったので翌日も次男坊(11歳)とふたりで遊びに行きました。

次男坊はやり残していた、弓道体験やコーヒーカップなどを楽しみました。

わたしは念願の「学食体験」。

学食はとても混むので、毎日お弁当を持って行っているので、本人は食べたことがありません。

だからこそ、どんな学食なのかすごく興味があったのです。

しかもその日の学食メニューは「ご招待チケット」を持っている方のうち、先着50名様までなので、早めのランチにしてしっかりと堪能してきました。

色々な人と話をしたり、色々な人と交流したりしたけれど、本当にみんなキラキラ輝いています。

そして、次男坊が一言。

「ねぇ、ここの学校の人って親切そうにしていない人も親切なんだね。」

あははっ。

そうなんです!

他の学校のように手取り足取り懇切丁寧に説明するわけでもないし、「私って親切でしょ」というアピール感も出すわけでもないんですよね。

でも、とても優しい心を持っている。

でも、とても思いやりのある行動ができる。

でも、相手をリスペクトしてコミュニケーションを取り、生きていくことができる。

ここが素晴らしいところなんです!!

これを肌で感じられたっていうのは貴重な体験だと思います。

 

あまりに居心地がよく、次男坊も「この学校って良いな~。ここに入りたいな~。」って思ったようで、結局ラストまで満喫しました。

帰りがけに長男のクラスを覗くと、ちょうどお片付け中。

とてもきれいにできた装飾も、バンバン壊してしまうのをもったいなく思った次男坊は「あれ、欲しいな~」と。

「お兄ちゃんは今いないけど、誰かにお願いしてみたら?」と言ったら、その会話を小耳にはさんだクラスメートが「欲しいですか? ちょっと待っててくださいね。」と言ってクラスに入っていき、「はいどうぞ」と手渡してくれました。

ありがとう~!!

これが天井からぶら下がっていて、とてもかわいらしかったんです~♪

そして、その風船をもらっていたら、隣で男性生徒が「これまだ光るかもしれないです。蛍光になっているので。」と教えてくれました。

ありがとう~♪

本当にみんな、なんて優しいのでしょう。

この学校とご縁があって、本当に良かった。

この学校で楽しく過ごせていて、本当に良かった。

そんなことを感じた長男初めての文化祭でした。