しあわせおっぱいの鈴木みおです。
保育園入園を前に,おっぱいとねんね関係のお悩みはたくさんあると思います。
「おっぱい大好きで,哺乳瓶から飲んでくれないので,保育園に行った時にどうなるか心配・・・」
「哺乳瓶に慣れてくれないので,保育園でお腹がすいてしまうんじゃないかしら・・・」
「おっぱいで寝る癖がついているので,保育園でお昼寝ができなくて困るんじゃないかと思って・・・」
「なかなかお昼寝しなくて,先生方から何か言われてしまったらどうしよう・・・」
それはそれは,色々な心配事があると思いますが,大丈夫です!!
子どもの順応性や適応能力は,スゴいんです!
それを信じてあげましょう。
自分自身の経験から言っても,若いうちの方がなんとかなりますよね。
若いうちの方が柔軟に,色々と適応していくことができます。
でも年を取ってくると,自分のパターンが固定化してきたり,年齢と共に頑固になってきたり,変なプライドが邪魔したり,いうなれば,心も頭も身体も固くなってきてしまいます。
なので,様々な要因によって,適応しにくくなったりしてくるものです。
でも小さい時には,そういう要因が少ないので柔軟に適応してくれます。
例えば,保育園や幼稚園,学校などでも,子どもは案外すんなりと生活になじんでいるけれど,親の方が「あの先生が・・・・」と文句を言ったり,「あれがダメ」「これがダメ」と不満を持っているなんてこと,ありませんか?
自分が・・・と,思い当たる人もいるかもしれません。
もしくは,周りにもそんな人がいるかもしれませんね(笑)
例えば,私は幼稚園の延長保育のお手伝いをしています。
毎月,違うボランティア先生が来て,毎月違う内容の遊びをします。
それでも,柔軟に場に溶け込んでいくし,何かが起こってもその時その時,その場その場に,楽しく過ごせるように工夫をしていきます。
わたしが工夫をして「こうしよう」「ああしたらいいかな」と考えていることよりも,子ども達が合わせていくというか,柔軟に対応しているんだなぁということを肌で感じます。
そんな風に社会性を身につけていく姿を見て,子どもって素晴らしいなぁと感動します。
子どもたちの持っている力を感じて,スゴいなぁと思います。
色々な子どもたちと触れ合って,子どもたちを「預かる」経験をしているから,そういう力を感じることができますが,経験していない人にとっては,心配かも知れません。
また「預ける」経験しかしていない人にとっては,「預けられている時間の子どもたちの様子」が見えない分,不安要素もあるかもしれません。
さらに「預けた」時に,「泣かれた」とか「大変だったわよ」なんていう経験をした人からすると,不安要素は少なくしたいと思うかもしれません。
でも大丈夫です!
お子さん自身に環境に対応していく力があります。
また,預かる方もプロですから,泣かれたら泣かれたなりの対応ができますし,ぐずったらぐずったなりの対応もできます。
そうやって,子どもと保育者の絆も作っていくのですから,安心してください。
お母さんがいるから,おっぱいで寝たいと思うだけで,「お母さんがお昼寝の時にはいないよ」っていうことが分かったら,その環境で寝られるようになります。
お母さんがいるから,ミルクよりもおっぱいがいいと思うだけで,「お母さんがいないよ」っていうことが分かったら,ご飯をたくさん食べたり,ミルクも飲むようになっていきます。
哺乳瓶から飲んでくれなくても,飲むようになるかもしれませんし,ちょっと大きくなれば,コップから飲むようになります。
哺乳瓶から飲む時期なんて,そんなに長い間ではないですし,今は育休も長くとれるようになったので「哺乳瓶から飲めなかったら,どうしようもなく困る」なんてことは,ほとんどありません。
だから,お子さんの力を信じてあげてください。
新しい環境に入っていくにあたって,これも心配,あれも心配・・・と思って,事前に不安材料を取り除いておこうと頑張っても,もしかしたら,思いもよらないところでのお悩みが出てくるかもしれません。
でも,その時はその時。
その時に考えればいいだけです。
事前に心配しすぎるよりも,「大丈夫」って思って,赤ちゃんの順応性を信じてあげれば,大丈夫ですよ。