神戸は昨日から冷たい雨が降っています。
こんな日は部屋も暗く沈み、猫達も鳥達も静まり返っています。
昨日の夕方、ホームセンターに猫のトイレ砂を買いに行きました。
いつも猫の砂やトイレシートを買いに来るこのホームセンターにはペットショップがテナントで入っています。
猫用グッズがこのペットショップのコーナーにあるので行くと必ず見てしまいます。
ピーヒョ達が居たのもここでした。
昨日も雛達がいました。
でもほとんどが売約済み。
○○様予約、と書いてありました。
インコを好きな人が多いんだなと思います。
みんな、家族として愛され幸せな生涯を送れるよう、間違っても狭いケージに閉じ込めっぱなしにされないよう、心から祈ります。
これから元気に、健康に、幸せになるんだよと心で話しかけます。
ピーヒョがいなくなって、相棒だったこちゅ君が本当に淋しそうな我が家。
こちゅ君とピーヒョは2人(羽)だけのセキセイインコだったから、いつもいっしょに行動してただけに、こちゅも心に穴が開いた感じなのではないかと思えてしまいます。
元気のないこちゅ君のために新しく友達にセキセイインコを迎えてあげたいと思ってはいますが、昨日、実際に鳥達を見ても、ただ目の表面だけに映るだけ。
ピーヒョの小さい時の姿が浮かんでくるばかりで、淋しさを覚え帰ってきました。
部屋に帰り、ピーヒョに話しかけました。

ピーヒョ、こちゅのために新しいお友達を見つけてあげようと思ってるけど、今日、お前の居たとこで見てみたけどお前を思い出して悲しいだけだった。
いつか縁のある子が導かれるまで待つことにするよ。
それまでこちゅが体調崩さないようにお前もいっしょにこちゅが元気になるよう祈っていてね。
私はね、お前に似た青い子がいいと思ってた。
この部屋にお前の姿がなくなって、お前のあの輝く青空のようなスカイブルーの色も消え、私の心にも青空がなくなってしまったように思えている。
だからせめて、お前がいるような錯覚が出来るように、お前と同じ青い子がいいなあと思っていたんだよ。
でもね・・・
お前の代わりはお前にしか出来ない。
他のどんな存在が来ても、それはお前の代わりにはなれないんだ。
わかってるんだ。
だから余計、哀しくなるのかもしれないって思えてきてね。
青い子はやっぱりやめようかな、なんて思い始めてる。
それにね、同じ色の子が来たら、時間の流れと共にお前の思い出が新しい子とだぶってしまいはしないかと不安になってきたんだ。
前にも言ったよね。
お前の仕草のすべてを、お前との日々のすべてを、何ひとつ忘れたくないから、薄れさせたくないから、私の頭に色あせることなく鮮やかにお前のすべてを残せるように魔法をかけてほしいって。
だけどさ、お前と同じ色の子が来たらさ…
お前の記憶が目の前の子に重なって薄れたら、つらい・・・

すると、感覚が飛び込んできました。
言葉ではありません。
意識です。
でも一瞬で言葉を越えたすべてを受け取れます。
(鑑定でも普段でも受け取り方はこのパターンが主です。言葉やエネルギーや画像で来ることもありますが。でも意識はそれらを総括して一瞬ですべてがわかるので、動物達のテレパシーもこのパターンでやりとりされているのだと思います。画像はこの意識から来た情報を脳が映像化しているのだと思います。)
あえて皆様に伝えるため言葉にすると、
こちゅをエネルギーで指差し、
「こちゅだってぷっちゃんと同じ色でしょ?
でも思い出や記憶は重なってないでしょ?
全く・・・
ぷっちゃんの記憶はぷっちゃんのまま、だぶることも薄れることもしてないじゃない。
だから大丈夫!」
ピーヒョからなのかな・・・と思いました。
そうか。そうだね。
じゃあ後は私の哀しみだけ乗り越えられるなら、やっぱり青い子にしようか。
そう言って、会話を終えました。
ピーヒョからなのか守護霊様からだったのか、やはり自分のことになると、はっきり確信が持てません。
鑑定で自分のことじゃなければわかるのに、ほんとに不思議なものです。
でもピーヒョである気がしますし、そうであれば救われます。
ちゃんとピーヒョの魂が私を見守ってくれていると思えるから・・・
でもいつも答えてくれる訳じゃない。
もっと自由に話しかけて来て欲しいのに・・・
外は冷たい雨音。
静かな時間が後には広がっています。
ピーヒョの羽の青色は本当に光輝いていました。
この世にこんな綺麗な青があるだろうかと思うほど。
薄い水色、濃い青、ネオンカラーのような青、澄んだ青。
そんな濃淡を身体の箇所に散りばめて、本当に美しかった。
鳥という生き物にはなぜこんな美しい色を生み出せるのだろうと、いつもピーヒョを見て思っていました。
この世には美しい色があります。
花々の色。木々の緑。
紺碧の海、空。
そして鳥達。
やはり鳥達は神様が作られた自然界の妖精で、天の彩りを体現する天の使いのような気がしてしまいます。
私はピーヒョが来てから、ピーヒョが落とした青色の羽を捨てることが出来なくて、美しい羽をすべて大切に残してきました。
今、ピーヒョの残した羽達が私の目を癒やしています。
ピーヒョがいない淋しさを背中合わせに・・・
いつまでもピーヒョのことをブログに書いてちゃいけないなと思います。
いつまでメソメソしてるんだ、見苦しいと思われたらいけないと。
でも、お見苦しいながら、心がピーヒョでいっぱいに染められていて、他のことを書く気になれないのです。
他の話に集中が出来ないのです。
ピーヒョのことを書いていると救われるのです。
これも不思議ですね。
人はこうして心に深く沈んだ哀しみを外に出すことで哀しみを乗り越えようとしているのかもしれませんね。
自分ひとりの胸にしまい込んでしまうと、どんどん哀しみは深く沈殿し積もり続けていくから・・・
皆様のまわりに哀しみの中にいる人がいたら、どうかその人が哀しみを吐き出せるように黙って哀しみを聞いてあげてください。
大層な励ましの言葉はいらないから、ただその哀しみに心を寄せてください。
理解出来ないと思っても否定しないで受け止めてあげてください。
私に世界中の哀しみを受け止め、寄り添うことが出来るなら、この身体を分けて飛んでいきたいけど、私の身体はひとつしかないから、全ての涙には寄り添えないから、だから皆様が側にいる人の哀しみを抱きしめてあげてください。
きっと沢山の涙が救われるから。
私も私の側の哀しみを救いたい。
まずは目の前のこちゅ君。
ピーヒョが死んでから、ピーヒョの鳴き真似ばかりしています。
ひとりでぽつんとしています。
ゴマはオカメインコで種類が違うから、仲間ではあるけれど相棒にはならないみたい。
『こちゅ君の話』
こちゅは足が不自由です。
たまたまホームセンターに行ったときに覗いた際、三羽の兄弟雛の中に足が片方横に向かって生えてる子がいました。
それがこちゅ君でした。
腱はずれ(ペローシス)と言い、親鳥やふ化後の雛の栄養不良、遺伝異常、親鳥に踏まれて、などが原因です。
実家にいる時も両足が生まれつき両側に開いてしまっていて止まり木に止まれないから、かまぼこの板で止まり木を作ってお世話した子がいました。
着地が足で出来ないため飛ばすことが出来なかったけど、本人は仲間の愛情に支えられ、元気に長生きしてくれました。
思い出深い可愛い子でした。
こちゅはその子のような遺伝的なものではなく、親に踏まれた後天的なもののようでした。
至って元気で兄弟達と投げ蹴りの喧嘩までしています。
でもペットショップの方は、きっと売れないから、残ったら繁殖所に戻されるかもしれないと言います。
(その後私も交渉して、繁殖所に戻さないよう要望したので、少しは声が届いたのか、今は繁殖所には戻さずお店で飼育するようになっているようですが、その時はそういう話でした。)
繁殖所に行かなくても、店の狭いケージで飛ぶことも出来ないまま暮らさなければならないのが忍びなくて、うちで引き取ることにしたのが、こちゅが来た経緯でした。
その頃はまだぷっちゃんもキロちゃんもいたけれど、先に死んだしょっちゃんが持っていた病気をキロちゃんも持っていて、ぷっちゃんが亡くなる少し前にキロちゃんも逝ってしまいました。
その後、飼い主に置き去りにされ、二年近く狭いケージで暮らしていたオカメインコのゴマ君も不憫で引き取り我が家の家族になりますが、ぷっちゃんも死に、結局、ピーヒョとゴマとこちゅの男の子3人になってしまって3年だったのです。
こちゅは足は治りませんでしたが、飛んだり、普段の生活は何も支障がなく、至って健康でした。
セキセイはピーヒョと2人だけになったので、この3年、こちゅはピーヒョの良き相棒でした。
こちゅにとってもピーヒョの存在は大きかったと思います。
家に来てから、仲間が相次いでいなくなってしまって、子供の時からピーヒョに依存して暮らしてきましたから。
小鳥は弱い存在だからか仲間意識が強く、いつも仲間を思いやり、仲間に寄り添って生きるから、犬猫以上に仲間の死はこたえると思います。
あんなに元気印だったこちゅ君が静まり返っている。
少しずつ元気になったような気もしますが、やはり覇気がない。
ピーヒョも心配していると思います。
だから、青い鳥を迎えることを躊躇した私に、青い鳥でも大丈夫と、後押しするように意識を送ってきたのではないかなと思います。
私とこちゅの慰めになるのならと。
今、店頭で売られている小鳥達は昔に比べると弱い小鳥が多くなりました。
検査してもわかりにくいメガバクテリア (*現在は名前が変わり違う病名になっている。鳥のピロリ菌のようなもので、胃潰瘍や食欲不振、栄養障害などを引き起こし、幼鳥は命を落とすことも少なくない。投薬してもしつこく、完治まで時間がかかる、厄介な病気) を持っている鳥が非常に多い。
昔は病気なんてほとんどなかったのに、小鳥の医学も進歩したけど、病気も増え、育たない子がほんとに増えた・・・
これも人間社会が生んだ現代病なのかもしれません。
妖精の化身達にも人間社会の歪みが暗い影を落としているようで切ないのと共に、彼らの姿は将来の我々人間の姿を暗示しているようで考えさせられます。
今度こそ、昔のように10年以上生きるのが普通だった、そんな健康な子が来るように、こちゅにも、もう二度と仲間とのお別れを与えないで済むように、祈らずにはいられません。
私が淋しさに震え眠る時、いつもまぶたにピーヒョの姿が鮮やかに浮かびます。
ややの時もタラの時もそんなことはなかったから、きっとピーヒョが私に見せてくれているんだと思います。
きっと支えてくれている。
けれどこんな冷たい雨の日には孤独がひたひたと押し寄せてきます。
早く私の心も、こちゅの心にも、ピーヒョの羽のような美しく光輝く、真っ青な青空が戻りますように・・・

*ピーヒョが子供の頃。今は亡き、手前からキロちゃん、しょっちゃん、ぷっちゃん、ピーヒョ。
ピーヒョが天に帰って仲間のところに行くと言った子達。
私の病気を癒やし、私の目に天の彩りを見せてくれた美しい妖精たちはみんな天に帰ってしまいました・・・
