詩はお好き? | 楽しくあらなん

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小さな楽しみで日々を彩りたい

 こんにちは

 

初夏

1年で一番好きな季節です
     ちいさな公園の樹
そばを通ると良い香りがします
普段は樹がある事すら忘れているのに
みてみて!
と香りで誘ってくる
 

10代から20代頃にまわりの誰かが夢中になる

中原中也

 

私はその頃は「詩?」

はっ

しゃらくさいわい

 

と胸の内で思い上の空で聞いておりました

書道をするようになると

詩であったり和歌であったり

と接するようになって興味を持つようになったけれど

 

中原中也や夢二は興味があまりなかった

 

本日、ブログのネタなんかな~いかなと

本をパラパラ

 

夕の月に風が泳ぎます

アメリカの国旗とソーダ水とが

恋し始める頃ですね

 

中原中也「初夏」より

 

ってちょっとええやん

 

長谷寺の白き牡丹

奥処なる朱鷺色を恋ひ地の涯きたる

(おくがなるときいろをこひちのはてきたる)

 

ポール・クローデル「百扇帖」より 恩田侑子訳

 

これは大好き

何年か前に思わず長谷寺に行ってしまったわ

牡丹の季節は終わってたけど・・・

 

初夏が来た、初夏は

髪をきれいに梳き分けた

十六七の美少年

さくら色した肉附きに

ようも似合うた詰襟の

みどりの上衣、しろづぼん

・・・・・続きますが長いのでカット

 

与謝野晶子「初 夏」

はつなつとフリガナがあります

 

これもなかなかよろしなぁ

 

どれも大正から昭和の始め頃の詩でしょうか

暑い真夏のちょっと手前の短い間の

日々を詩ってて

そこに居合わせてるかのような気分になれます

 

みなさんはどれがお好き?

 

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