今日は普段から応援している
"女優アイドル ピカ☆マイ" の公演を見てきた。
ピカ☆マイは毎週日曜日に秋葉原にある
"グリーンロード劇場"(専用劇場)で、
お芝居、歌、そしてダンスを織り混ぜた
新感覚ライブと言うものをやってるグループ。

 

今やっているのは、
彼女たちの長らく演じている
"girls on the run"という
主人公の女子高生、"川島イツキ"がアイドルになり
その彼女の"波乱のアイドル人生"を描いた作品で、
ピカ☆マイ結成当初から続く人気作になっている。
そのgirls on the run、通称"ガルラン"はここにきて3rdシーズンに突入。
前作の2ndでは川島イツキの所属するアイドルグループ"ガルラン"が
解散に追い込まれる事態となるお話で、
実は、ピカ☆マイも同様に解散に追い込まれた時期と重なった。
そんな等身大でリアルな内容を演じていたのだ。
幸いにも、ピカ☆マイは解散にはならずに今も元気に公演を
行っているが、アイドルグループの"ガルラン"は遂に解散してしまう。

 

 そして今作の3rdでは、
その"ガルラン"の悪徳プロデューサーによる"ガルラン2nd"という
新しいアイドルグループが再デビューすることになる。
その新しいグループへのオーディションへ挑む
初代の"ガルラン"のメンバーたちを描いているのが今作である。
今日はその第2話の中日だった。
公演前から今回の内容は今までで一番の"衝撃作"になっている。
との噂を耳にしていたので、
自分なりに推測して芝居を見ることにした。
そしたらまぁものの見事に推測通りで
全く衝撃を受けなかった(^^;
いや、むしろもっと衝撃的な内容を想像していた。
ぶっちゃけあれをやるならもっとキツいところを
攻めて欲しかった。

 

 そう、自分が観はじめてからは
何か驚きが無いというか、記憶に留まりそうな内容が無い。
今回のものは確かに記憶には残るけれど、
本筋の内容は記憶には残らない。
彼女たちは頑張ってる。
良いお芝居もあるし面白い。
けど、それだけでは彼女たちが目指しているところに
立つことは、夢のまた夢で終わってしまう。
普通なことやってたら絶対成功なんてないよ。
それに、もうそろそろ最低限の完璧なお芝居を見せて欲しい。

 

 主人公の川島イツキ役の"星野優菜"。
自分の推しであるが、今まで見てきて
たった一度だけしか完璧なお芝居を観たことがない。
主演でエースであることを差し引いても
そろそろもうワンステップ登らないと。
あの語りの場面はいつも同じで、せっかくの見せ場なのに
どうも面白味がないし、そこでのミスも多い。
良かったけど面白味はない感じ。
こんなことは当然本人も分かっているだろうが
活躍の場が広がっているからこそ
本業では誰も寄せ付けないほどの芝居をしてほしい。
1人で一役をずっとやっていて、
役の少なさで自分の引き出しを出せないのはおかしな話で
持ってる物をもっと出さないと
川島イツキという役に星野優菜が飲み込まれてしまってる。
いつ川島イツキを星野優菜が喰うのか。
この停滞をぶち壊すのは紛れもなくゆっちゃんだよ。
ピカマイのお芝居もステージも
エースはゆっちゃんなんだから、
その壁をぶち壊してくれ。
その為にもゆっちゃんをずっと応援する。


 それに、最近はメンバーの成長も著しい。
"野崎絵里奈"、"大坂美季"、"夢咲スズ"、"月野るな"。
この4人は公演で2役以上を演じることも多いが、
どの役をとってもそれぞれに違う面白さが今ある。
特に"後者2人"はこの数公演でみるみるうちに良くなってる。
この後どうやって変化を加えてくるかがすごく楽しみな2人。
 "前者2人"はもういつ見ても安心して楽しめる。
今日の"みっきー"こと大坂美季の語りは
今作の一番の見どころなんじゃないかと思う。
まぁとは言いつつも、今作の個人的な一番の見どころは、
バックダンサーでブリブリにツインテールで踊る
"あやぱか"こと菅原彩香である!
悪徳プロデューサーを演じている彼女、
ネタ役は見たことがあったが
あそこまで踊っているのは初めて観た笑
あのシーンはおっ!と思って彼女を見ていた。

 

 次回の話を観たくなるような展開が今回無かったので、
3話はどうするのかが、この衝撃的と言われた2話の後に
とっても重要になってくるんじゃないかな。
カルチャーズ劇場でのワンマンの後の
グリーンロードでの3話。楽しみにしてる。