【あらすじ】

千年王国を夢見て、優秀な人間を仲間にする旅を続けるバイツ(吸血鬼)・彼岸子は、映画で見た女優、桜子を気に入り、日本にやってくる。 厚生省異端審問課はバチカンから情報を受け取り、桜子の元にドナー・神酒を差し向ける。

桜子を探し出し、千年王国の夢を説く彼岸子。桜子を保護し、彼岸子たちを狩る神酒。 
彼岸子の理想を許さないバイツの貴族種、ハイネ。さらに、バイツを根絶やしにするためなら人間すら犠牲にする、バチカンから派遣された戦士コートニー。 
桜子を巡る戦いは混戦の様相を呈する。それぞれの思いをかけて戦う少女たちの運命を巡る物語。

(引用: http://alicein.info/index.html#story )


TwitterのRTで回ってきて
"橋本耀"(はしもと ひかり"ようで検索して")がそう言えば前につぶやいてたなと思って
面白そうなので観に行ってきました!

キャストはみんな女の子!
舞台女優の子もいれば声優の子もいたり
現役でアイドルをやってたり、元アイドルだったりと
肩書きは様々みたいだが
素直に迫力があって面白かった!

開演ギリギリだったが
S席という前から5列目でほぼ真ん中でした。
(丁度演者がステージに立った時の目線の高さ)
客席は1~3列目が全部埋まってた。
恐らくファンの方たち。
その後ろは女の子も多かったから
友達やら知り合いとかも
見に来ていたんだろう。
客入りはまぁまぁ。(「空席以外満席」という名言が生まれる)
平日のお昼だから、あれだけ入ってる方が凄い。

さて舞台は橋本耀と今出舞以外全く知らなかったので(元AKBヲタだった)
楽しみだった。

良いなと思ったのは
まず"青柳伽奈"さん。
彼女はそれなりに場数も踏んでる女優さん。
良い感じでキャラが立っていた。
素直に凄く好きなタイプの女優さん。
言葉がまず聞きやすい。それに動きの大も小も
メリハリと大胆さと繊細さがあって良かった。
特技にダンスと書いてあり、
今作も頭とフィナーレにダンスがあったが、
頭ひとつ抜けてキレッキレだった。
周りが現役やら元アイドルが多い中、大した人だ。
今後要チェックしたい。

次に"伊藤綾沙"さん。
彼女は声優さん。そしてBanG Dream! としても活動中。
声優さんの声って耳につくことが多いんだけど
彼女の声はとっても聴き心地が良かった。
そして、さすが声優さんというか
語りが多かったが、とても聞き取りやすい。
あの役は彼女にしか出来ないんじゃないかな。


そして、もう一人は"新木美優"さん。
彼女はフリーでダンサーや舞台女優、モデルや振付師をこなす。
背は146cmと小さいけれど
大きな事を成し遂げそうな雰囲気を持ってる。
兎に角一番の迫力を出していた。背は小さいけれど。
あのまま忍装束を着せたら忍者になるくらい
軽やかで大きくてかっこ良かった!背は小さいけれど。笑


最後にもう一人、"高橋明日香"さん。
彼女は女優、そしてユニット"アリスインアリス&フレンズ"のメンバー。
彼女は凄く面白い。
今作には戦闘シーンも多々あるんだが、
スローモーションがあり
その時の彼女の表情はとっても面白かった。


そして、橋本耀。
彼女は元AKB48の14期生。
総選挙で選抜入りした岡田奈々や
自分の推しだった小嶋真子と同期。
当時の印象は喋りが面白い。
そして若いけど、大人の女性の色気も持っているが
時折見せる笑顔がとっても可愛い女の子。
今回の作品では貴族の長の役で、凛としたいい表情と
立ち振舞いで、最後の最後まで役を演じきっていた。
最後に一礼していたのは彼女だけだ。
今回は2回目の舞台ということだったが
今後がまた楽しみで、期待せずにはいられない。


とまぁ、知らない人ばかりの舞台は久しぶりだったが
ここまで面白いとは思いもよらず。
最近は女優だけの舞台に興味があって
今回もそれだったんだが、
今までで一番良かったかもしれない。
無理な男役が無かったのもその一因かな。
台本かパンフが欲しかったが持ち合わせがなく
ちょっと後悔。

この舞台は明日までやっている。
因みに、ダブルキャストで自分が見たのは月組。
出来ればS席での観賞をオススメするが、
そうでなくても十分楽しめると思う。

検索ワードは"魔銃ドナークロニクル"または、
"アリスインプロジェクト"で検索。
明日は千秋楽で日曜日なので早めにチケット確保を!