【起:事実について】
株式はプラスサムゲームだと言われることが多い。
これは過去において事実である。
アメリカについては各著作にある通りである。
株式は債権よりも有利であったし、インフレ率を上回るプラスが得られた。
日本においても長期でみれば右肩上がりであった。
(※インフレを考慮をした数値は未調査)
つまり、これまではプラスサムゲームであったと言える。
【承:プラスサムゲームであるという根拠について】
ただし同時に、株式がプラスサムゲームだと言われる根拠は
「これまでがそうだったから、これからもきっとそうだ」という歴史に他ならない。
それ以上の根拠はない(あったら教えて欲しい)。
つまり、株式投資がプラスサムゲームであるという「意見」は、
①過去の事実 と
②右肩上がりで伸びてきた経済 という2つが前提になっていると考える。
【転:前提に対する反論】
この②の「右肩上がりで伸びてきた経済」が肝である。
今後も世界は成長し続けるのか。
おそらく世界は緩やかかもしれないが成長し続けるだろう。
アメリカもそうだろう。では、日本は?
ここで人口の問題が出てくる。
アメリカの人口動態は悪くない。中国等もまああと少しは大丈夫、インドは有利…等。
では日本の人口は? 減るよね?
単純に人口が減るということは経済が小さくなるということを意味しませんか?
それって「右肩上がりで伸びてきた経済」という前提に反するわけです。
もちろん「グローバル企業は海外で稼ぐから」という反論もありますが厳しいのでは?
【結:日本株投資がマイナスサムゲームである理由】
従って、アメリカ株投資ならいざ知らず、
人口が減り経済がシュリンクする日本における株式投資はマイナスサムゲームなのである。
【補足:再反論ポイント】
①プラスサムゲームであるという意見の2つの前提は正しいか
②人口が減ると本当に経済はシュリンクするのか
※執筆時間:39分
※なお、思考ゲームとして書いているので、本心から思っているわけではない。
個人的には日本の株式投資はゼロサムゲームだと思っています。
以上