今日は父の命日![]()
亡くなって16年がたちました。
実は私の両親、1度離婚しています。
数年たって、その数年の間にいろいろとあって、結局ヨリを戻すことになったんです。
よし、これからまた夫婦として楽しく人生を歩んでいこうとした矢先、父が倒れました。
そのときは再び籍を入れてまだ数ヵ月しかたっていませんでした。
倒れて、緊急手術になって、ガンの疑いが出て、検査したらやっぱりガンで、余命宣告されて、その数ヵ月後にあっという間に亡くなってしまいました。
倒れてから亡くなるまで、本当にあっという間の出来事でした。
こんなことってあるんですね。
当時私も含め家族みんな、ただただ泣いてた気がします。
でも1番辛かったのは母かもしれない。
母は当時、これからまた夫婦としてやっていけることをワクワクしながら楽しみにしていたんです。
『お父さん、温泉に連れてってくれるって言ってたんだ~♪』なんて浮かれて喜んでいました。
でもその希望はあっけなく絶たれてしまいました。
神様なんていないんだなぁって思いました。
父の闘病中、1番印象に残っていたことがあるんです。
父は入院中、呼吸が苦しくなり、危ない状態になることが何度かありました。
その度に母は、毎回父の手を握りながら『頑張れ!頑張れ!』って呼びかけていました。
そしてある日、父がまた危ない状態になったとき、母はまたいつものように父の手を握りながら、いつもとは違う言葉をかけていました。
『もう頑張らなくていいよ…』
そう泣きながら優しく呼びかけていたんです。
最初の頃は『頑張れ!』ってどうにか生きてほしくて力強く父を励ましていたのに、だんだん掛ける言葉が変わっていったのです。
きっと何度も苦しみに耐える父の大変さを気遣ったんだと思います。
その状況を見ていた私は、この『頑張らなくていいよ』の言葉で一気に涙が溢れました。
いやぁ切なかったです。悲しかったです。
そんな記憶がよみがえります。
今でも闘病中のことは鮮明におぼえているんですよね。
今日は父のことを想いながら思い出に浸ろうと思います。