8月10日(土)から15日(木)までの6日間
鳥取自動車道にある道の駅〈清流茶屋かわはら〉で
アジアの手仕事展を開催することにしました。
家にいても暇だし、遠出してもお盆の渋滞にかかるしね
前日に搬入、道の駅の交流室をディスプレイしました。
間仕切りの衝立を利用して染やら織りやらの大きな布を掛けます。
畳の部屋はアジアの布製品の展示には適していてありがたい
知ってる人はもう知っている布音のアジアコレクションだけど
道の駅といえば不特定多数の人と車が行き交う場所、
ひょっとしたら興味のある人が見てくれるかも…
と、淡い期待と冷房完備の心地良さにお盆休みはここで過ごします。
白いポジャギも(エアコンの)風に揺れていい感じ
一歩出ると外は地獄のような酷暑
お盆休みの道の駅は鳥取方面へ行く人帰る人で1日中大混雑です。
駐車場は順番待ち、食堂もトイレも大行列、いやあ~これは大変だ
お土産屋さんもここが商売のしどころと頑張っております。
鳥取といえば思い浮かぶのは二十世紀梨。
21世紀の現在は鳥取大学が開発した新種の新甘泉(しんかんせん)とか
秋栄(あきばえ)などが人気があります。
連日売り切れの梨農園さん、儲かってますよね
喧騒からちょっと離れたところにあるので比較的静かなお部屋。
お好み焼きを買ってきたりしてのんびりマイペースで過ごしました。
駐車場に巣を作っているツバメが間違って迷い込んで来たり
道の駅での6日間の貴重な経験、なかなか面白かったです
その間の一夜、8月生まれの夫のお誕生日祝を兼ねて
ちょっと奮発したディナータイムを過ごすことにしました。
やってきたのは智頭町にただ一軒のフランス料理店〈山のブラン〉
以前にランチに来たことはありますが
夜は一大決心が必要な(我々にとっては)高級店です
とにかく店内がいちいちおしゃれ
フランス料理店なんて殆ど行ったことのない私にもわかる
洗練されたディスプレイです。
壁にかけられた自然のドライフラワーリースが素敵
ナチュラル系の手作りフランス菓子がさり気なく置かれています
全体のイメージはパリというよりはスイスアルプスに近い
ブルゴーニュかなんかそっちの方の山小屋の感じです。
…知らんけど
木の枝のカトラリーレストにリネンのナプキンがいいですね
だんだん日が暮れてくるにつれキャンドルの灯が浮かび上がります。
ドリンクをオーダーします。
夫はジンジャーエール、私はジャスミン茶ベースのシトラスティー
ノンアルコールでもこの雰囲気に思わず酔っちゃうわ~
前菜2種。右は鹿のレバーにビーツが乗ってます。
ジビエ料理なのでこれからは鹿のオンパレード
左は自家製揚げパンに何らかのペースト(?)がサンドされてます。
お皿は風之窯の黒泥プレート。これはわかる
2皿目。
鹿肉と鯛をマリネしたかブレゼしたかポワレしたかフランベしたか
あるいはそのどれでもないか、まあそういったものです。
下にはソテーしたかもしれない地元産のナスを敷いています。
メインはこれまた鹿肉(どの部位やったっけ)のグリルです。
聞いてもすぐに右から左へ抜けてしまうんですよね~
地元の大きな唐辛子がとっても甘い
ソースも鹿肉のエキスがしっかり濃厚で食べごたえ満点。
ラストは地元野菜と自家製麺のクリームパスタ。
パスタは幅の広いあれです、あれ
大きな器にちょっぴり、がおしゃれの秘訣なんですね。
食後には吟味された豆が香る美味しいコーヒー
お料理全てに工夫が凝らされてさすがオーナーシェフのセンスはすごい。
デザートは焼き立ての自家製フィナンシェとホイップクリーム。
ココナツのジェラート(だったと思う)がめちゃ好みの味です。
誰もいなかったらきっとお皿を舐めまくってたわ
智頭町での今年の夏、最後に素敵な思い出ができました
というわけで約1ヶ月間の鳥取県智頭町での夏休みも終了。
8月16日に自宅に戻ってきました。
途中の明石SAには日本標準時の町として日時計のモニュメントが
遠くに若草山が見えて来ると、やっと奈良に帰ってきた~
という気持ちでいっぱいになります。
まだこのときは今年の酷暑をナメてたんですよね
例年なら自宅に戻ったあとは徐々に秋の気配も漂ってくる感じ
だったんですが、今年は違った…
お盆もとっくに過ぎてから初の夏バテをしていやあ~参りました
おまけに現在は台風10号が襲ってきているという状況…
人間は自然には勝てないですね。
皆さんくれぐれもお気をつけて
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