前回の続き。
6月12日(水)
今日はソウルへ移動します。
ホテルを10:30にチェックアウト、タクシーで江陵駅へ。
コインロッカーに荷物を預けて江陵郷校まで歩いて行きました。
郷校とは朝鮮時代に地方郡県に設けられた国立の儒学学校。
ボランティアガイドの上品な女性に案内していただきました。
google翻訳が意外と役に立ちましたね
江陵郷校は国家指定文化財宝物という由緒あるものです。
その講堂である明倫堂。
優秀な成績を収めた生徒は科挙を受け、国の役人になりました。
ドラマでもお馴染みですよね。
特にこの江陵郷校は、両班の子息だけでなく
優秀であれば平民からも生徒を受け入れていました。
ただし宿舎ははっきり分かれていたようですが…
次は江陵市立美術館に向かいます。
お天気は良すぎるくらい良く、真夏のような暑さ
またこの美術館が急な坂の上にあり、カンベンしてください
歩いて来る人など一人もいないと思います。
歩いて来る人どころか来館者は一人もいませんでした。
韓紙を使った大きなアートはなかなか迫力があったけど。
しばらく館内で涼ませてもらい、再び歩いて駅に戻ります。
暑すぎて誰も歩いていない江陵駅の周辺。
4泊の江陵滞在、中身も濃くて感銘深い旅でした。
駅の構内にあったKORAIL(韓国鉄道)の路線マップ。
江陵より北には鉄道路線がないんですね。
その代わり韓国ではバス路線が縦横に張り巡らされています。
駅構内にこんなお店があったのでお昼にします。
大好きな韓国トーストが食べられるコーヒーショップ。
日本ならホットサンドという位置付けですが、これが韓国トースト
鉄板にバターを敷いて焼いた小ぶりのふんわり食パンに
卵やベーコンなどの具材を挟んで甘いマヨネーズを掛ける、という
お子ちゃま舌の私にはぴったりの魔性の食べ物です
グレープフルーツとマスカットのエイドで天国のランチやわ～
方向を見失いがちな円形構造の江陵駅。
コンコースではどこかの大学の先生を見送る(?)みたいなイベントが。
はい、KTXでいきなりソウルに着きました。
疲れてたのかこの間の写真が全く無くて自分でも呆れる
ソウルでは2泊、安定安心の東横INNソウル東大門2に宿泊します。
まだできて日が浅いので設備は新しくて綺麗でした。
13Fのお部屋からは遠く南山タワーも望めます。
やっぱりソウルは大都会やわ～
昨日まで江陵にいたのがウソのようです。
今日はBTSのJINくんがついに除隊する日
TV各局のニュースでも一斉に報道されていました。
うるうるしちゃうわ～
まずは溜まった洗濯物をコインランドリーに放り込んで、と。
こういう設備が整っているのは東横INNのありがたいところ。
異国にいるという情緒がゼロなのは残念ですけどね…
さて、夜8時を回ったのでそろそろ晩ごはんに向かいます。
グッドモーニングシティの裏手にある〈イチャドル〉
日本を思わせる瓦屋根に〈霜降牛肉〉の文字が書かれた看板。
以前ここの江南店にBTSが行ってたのよね～
その時の映像が店外のモニターにずっと流れていました。
日本風(と韓国人が思っているらしい)の焼肉屋さんです。
やや薄暗い店内には牛の肉の部位を描いたイラストなども。
注文はタッチパネルで、田舎から出てきた身にはちょっと辛い
チャドルパギ、という薄切り牛肉を焼いて巻き巻きして食べます。
おにぎりみたいなのはなんと酢飯。
日本のイメージが韓国で新たに別の進化を遂げています。
薄切りだからすぐに焼けていくらでも食べられるわ
こうやって酢飯に巻くと肉のお寿司みたいになって美味
タッチパネルが面倒くさかったのでカップルセットを注文したところ、
大ボリュームのチョル麺とテンジャンチゲがついてきてびっくり
食べきれなかったわ～
ちなみにお値段もやはりソウル価格、江陵の食べ放題の倍でした
夜の東大門あたりをそぞろ歩きます。
いつ見ても謎の軟体動物みたいにうねり襲いかかるDDP
私の大好きなソウルのランドマークのひとつです。
地方都市も好きだけど、やっぱりソウルは魅力がいっぱい。
明日は目一杯動き回らないといけないのでそろそろホテルへ帰ります。
次回に続く…
布音のブログにようこそ。
にほんブログ村のランキングに参加しています。
記事がお気に召したら下の画像バナーをCLICK
応援していただけると更新の励みになります