前回の続き。

 

1月23日(火)    チェンマイ9日目。

 

リム・ウィアン・ホテルはオーナーが韓国人ご夫婦なので

朝から韓国料理をチョイスできる珍しいお宿。

今日のメニューはじっくり煮込まれたカルビチムでした。

本格的でとても美味しいんだけど朝食にはいささか重いような…

晩ごはんに食べたかったなあ~ぐすん

 

 

 

 

今日はチェンマイ郊外のユニークなお寺に行ってみましょう。

ホテルのスタッフにGrabタクシーを呼んでもらって出掛けます。

旧市街から西へ、20分位走ったかな。

一気に人里離れた山の村みたいなところに到着しました。

バナナの葉(?)で出来たキュートなナーガがお出迎えヘビ

 

 

 

 

ワット・ウモーンは、1297年メンラーイ王がチェンマイに都を築いた際

スリランカから招いた僧侶の瞑想のために建立された洞窟のある寺院。

心なしかあたりには神秘的な雰囲気が漂っていますお願い

 

 

 

 

洞窟の入口は正面に3ヶ所あります。

入場料20THBを払い、ここで靴を脱いで好きなところから入ってOKOK

 

 

 

 

床はタイルできれいに舗装されているので裸足が気持ちいいほっこり

奥に金色の仏さまが鎮座しておられます。

 

 

 

 

トンネル状の洞窟は途中で分岐がありちょっとした迷路。

ちなみにワット・ウモーンとはトンネルの寺という意味になります。

 

 

 

 

各トンネルの突き当りは祠になっていてこのように仏さまが。

僧侶たちはここで瞑想の日々を送っていたのでしょうね。

 

 

 

 

壁や天井には700年前の壁画が残っている部分もあります。

よく見ると蓮の花なども描かれています。

 

 

 

 

一番奥の仏さまはひときわ大きくて明かり取りの窓も開いていました。

ずっとトンネルの中を歩いていたのでちょっとホッとします。

 

 

 

 

洞窟から外の世界を眺めるとこんな感じ。

中はひんやり、外は一年中真夏の光がキラキラです。

 

 

 

 

入ってきた反対側にも出入り口があります。

ここからは小高いところにある仏塔に裏から行くことが出来ます。

 

 

 

 

洞窟から戻って奥に行くと、頭や腕をなくした仏像が並んでいます。

1558年にチェンマイを侵略したミャンマー軍によって破壊されたのだそう。

アユタヤもこんな感じだったなあ…戦いは悲しいですぐすん

 

 

 

 

石を積み上げた賽の河原を思わせる一角がありました。

韓国のお寺でも似た光景をよく見ます。

仏教は時代や地域で姿を変えても根本思想は同じなんでしょうか。

 

 

 

 

肩まで土に埋まった仏さま。

一瞬、温泉をイメージしてしまった私は罰当たりでございます。

 

 

 

 

更にこんな写真まで撮ってしまったのですが

広い仏の御心で許していただけますよねピンクハート

 

 

 

 

ワット・ウモーンには博物館もあります。

かつて壁面の装飾であったらしい見事な彫刻の数々が

屋外に無造作に並べられていました。

 

 

 

 

博物館で一番心を惹かれたのは、虎に乗り笛を吹く男の絵トラ

どういう場面なのかさっぱりわかりませんがとても趣きがあります。

 

 

 

 

ナーガに守られた石段を登るとチェディ(仏塔)にたどり着きます。

 

 

 

 

かつては金色に輝いていたであろう端正なチェディです。

 

 

 

 

先ほど巡っていたトンネルはこの下に広がっています。

小さな屋根のあるところが裏側の出口。

この上を歩いてみたいという衝動を抑えつつ去ることにしますウインク

山中の洞窟寺院ワット・ウモーン、渋さ最高のお寺でした。

 

 

 

 

ところがこの後、帰りの車が全く見つからないのですアセアセ

NETには門前でソンテウやトゥクトゥクが客待ちしている、

と書いてあったし、ホテルスタッフもそう言ってた…

なのに、来ているのはチャーター車だけで空車はゼロおーっ!

山道を下りながら探しても通るのは自家用車ばかり…

真っ昼間の暑さで体力もどんどん奪われていくあせる

OH!この旅最大のピ~ンチ!?

 

次回に続く…

 

 

 

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