Xmasも終わり、お正月にはまだちょっと早い空白の数日間。
近場のインドレストランへランチを食べに行こうと思いました。
富雄川沿いにある〈MILAN〉です。
インド料理レストランには見えないおとなしめの外観
なのに駐車場はいっぱいで次々と車がやって来る人気店。
店内は思ったより広くて、やはりインドっぽい装飾はなし。
斜めってる天井にぶら下がるシャンデリアがマハラジャと言えばそうかも。
空いたと思えばすぐ埋まるテーブル、回転は早いです。
お初なので基本のAランチを注文してみました。
スープ・サラダ・ナン・本日のカレー 890円は破格ですよね
本日のカレーはカブとキーマ、みかんはサービス。
辛さは10段階から選べて、お子ちゃま舌の私は1辛でちょうどよかった
同じくAランチのチキンカレーバージョン
チキンもいっぱい入っていてマイルドでコクのある美味しいカレーでした。
インド人シェフが作っている割には日本人向けで食べやすい。
本場の味は本場へ行って食べましょう
食後のドリンクは＋200円。
ラッシーとホットチャイ
しっかり濃くて美味しかった。
このお値段でこのお味、そりゃ皆さん来るはずです。
今度はタンドリーチキンも食べてみたいな
お腹を満たして、次のぶらぶらはすぐ近くの霊山寺(りょうせんじ)
〈大和国登美山鼻高霊山寺〉という長い名前が正式名称です。
小野妹子の息子である鼻高仙人がこの地で薬草を栽培し薬湯を開いた、
という逸話が寺号の由来と言われています。
霊山寺は美しいバラ園でも有名。
二千株の世界各国のバラが春と秋に見事な花を咲かせます
シーズンオフの今はほとんど花はなく寂しい状態ですが
それでもいくつかの品種が健気に咲いてくれていました。
冬薔薇(ふゆそうび)という季語もあることから
日本人の侘び寂びという感性に合った美しさを表しているのでしょうね。
こちらのバラの名前は〈BLACK SWAN〉
おお、兵役に行っちゃった彼らは元気にしているんでしょうか
だあれもいない冬のバラ園。
〈SPRING DAY〉までもう少し待ってればきっと迎えに行くよ…
ちょっと脱線しましたが、気を取り直して…
生まれ年の守り本尊、虚空蔵菩薩に浄水をお掛けして
今年一年無事に過ごせたことに感謝をいたしましょう。
霊山寺の本堂もそろそろ初詣の準備に入っています。
三が日はお厨子の扉が開いて御本尊を拝めるそうですが
今日は残念ながら何にもなし
と思っていたら本堂の片隅にこんな可愛いものが…
来年の干支、辰をかたどった小さな土鈴風のおみくじです。
一つ頂きます、と言ったらご住職が
「それは見本ですのでこちらからどうぞ」と
仕入れたばかり(?)の辰の大群を出してきてくださいました
最も龍っぽい(実物しらんけど)グリーン系をチョイス。
年季の入った夫の掌で手乗りインコならぬ手乗り龍になりました
フライングゲットではありましたが辰年の縁起物一番乗りです。
ちなみに運勢は〈中吉〉でした。まあいいとしよう
手水鉢に絡み合った三尾の龍がいました。
彼らも来年は12年ぶりに脚光を浴びることでしょう。
奈良市内の世界遺産メジャー観光寺院とは違い
年末のこんな日にはお参りする人もなく静まり返った境内。
お庭の片隅に万両の鮮やかな赤い実が。
洋の東西を問わず赤と緑のXmasカラーは愛でられるんですね
ほっつき歩いてないでそろそろ家路につきましょう。
大掃除とか今年の反省会とかまだ何にもできていないんですから…
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